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透明ガラスで全部丸見え?「困ったトイレ」世界で見つけた3選

暮らし

困惑度∞:「連れション」ならぬ「連れ便」専用ツイントイレ?

ドミニカ共和国

ドミニカ共和国「便器2つ並んでいるトイレ」

「連れションでなにげないおしゃべりをしているときに、突如すごくいいアイディアが浮かぶ〈雑談効果〉ってあるよね? だったらもっと長時間おしゃべり可能な〈連れ便〉専用トイレがあったらアイディアもドバドバじゃない?」

 ……などということを設計者が考えたのかはまったく不明ですが、これはドミニカ共和国にある「1つの個室の中に便器2つ並んでいるトイレ」です。

 発見したのはオーストリア在住ライターのバレンタ愛さん。「首都サントドミンゴの観光中に遭遇したどこかのお店かレストランのトイレです。ドミニカ共和国の他の場所では見かけなかったので、これが普通なのかもなぜこうなったのかも謎のままです」

 トイレットペーパーホルダーは片側にしかないが、向かって左に座った人が渡してあげるのか? 自分の仕事が完了しても、相棒の成果が出るまでじっと待つのか? 他にもあれこれ疑問満載のザ・不便な便所です。

<TEXT/海外書き人クラブ 柳沢有紀夫>

世界約115ヵ国350名の会員を擁する現地在住日本人ライター集団「海外書き人クラブ」の創設者兼お世話係。『値段から世界が見える』(朝日新書)などのお堅い本から、『日本語でどづぞ』(中経の文庫)などのお笑いまで守備範囲が広すぎて、初めて小説(胸キュンものの青春もの)を出すときに「この小説を読んで感激した人が他の本を読んだら絶対に幻滅するので別のペンネームを用意すること」と担当編集者にお達しを下された経験を持つ。オーストラリア在住

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