僕らが「iPhone XS」シリーズを買わない4つの理由
9月13日午前2時(日本時間)に、米国アップル社は新プロダクトの発表イベントを開催しました。
そこで、新型のiPhoneが発表されたことは皆さんもよくご存知のことだと思います。
例年通り、多くの改良を加えられたiPhoneが登場し、買い替えを検討している人も多いと思いますが、なかには新型iPhoneを買わないという人もいるようです。
今回は、そんな「iPhone XS」シリーズに触手が動かない人について調べて見ました。
新型「iPhone XS」シリーズのおさらい
まずは、発表された新型iPhoneのおさらいをしましょう。
今回発表されたiPhoneは3種類。上位モデルから順に、「iPhone XS Max」、「iPhone XS」、「iPhone XR」です。
それぞれの主な新機能は以下の通りとなっています。
<iPhone XS Max>
・ディスプレイ:6.5インチ 有機ELディスプレイ
・3Dタッチ:対応
・ストレージ容量:64GB、256GB、512GB
・カメラ:デュアルカメラ
・耐水性能:水深2mで30分間の耐水性能
<iPhone XS>
・ディスプレイ:5.8インチ 有機ELディスプレイ
・3Dタッチ:対応
・ストレージ容量:64GB、256GB、512GB
・カメラ:デュアルカメラ
・耐水性能:水深2mで30分間の耐水性能
<iPhone XR>
・ディスプレイ:6.1インチ 液晶ディスプレイ
・3Dタッチ:非対応
・ストレージ容量:64GB、128GB、512GB
・カメラ:シングルカメラ
・耐水性能:水深1mで30分間の耐水性能
今回の新型iPhoneでは、XSとXS Maxに搭載された有機ELディスプレイが大きな注目を浴びるなか、以前のiPhone 5Cを彷彿させるポップなカラーリングのiPhone XRが廉価版として登場しました。
巷では新型iPhoneを買わないという意見も
有機LEDの採用や、指紋による生体認証機能「Touch ID」の廃止など、大幅なアップデートが加えられた今回の新型iPhone。
しかし、いつからかiPhoneの新機種が登場しても見向きもしない人が一定数存在するようになりました。
そんな人々が新型iPhoneの購入を見送る主な理由としては、
1.「今の機種のままでも何不自由なく、わざわざ買い換える必要がない」
2.「やっぱり、Face ID(顔認証)よりもTouch ID(指紋認証)が使いやすそう」(Touch IDはiPhone8シリーズを最後に搭載されていないため)
3.「流石に、値段が高過ぎる」
上記の意見を見ると、どれも「なるほど」となるような意見が多いなと思います。
新型iPhoneの発表直後から、一番に言われていたのはその価格の高さです。フラッグシップモデルの「iPhone XS Max」では、12万4800~16万4800円とかなりの高額……。
iPhone XRという(新型iPhoneの中では)廉価版を同時に発表する事で価格帯を分ける作戦にでたアップル社ですが、それでもiPhone XRでも8万4800円~と高額です。
さらに顔認証システム「Face ID」はマスクや顔パックを使用しているときになかなか認証されず、ロック解除の際にもたつくといった不便さもあるようです。そのため、「Touch IDとFace IDどちらも搭載してほしい」との声もあがっています。
すでに今持っているiPhoneで機能面でも事足りているとなれば、わざわざ高額な新型に乗り換えなくていいかもと考えるのはうなずけます。