日米のディズニーランドで従業員が告発、パワハラに“ホームレス寸前”の薄給
30年ディズニーで働いて家賃も払えなくなった
New York Timesの動画「Why These Disneyland Employees Can’t Afford Rent」(2018年9月5日公開)では、30年間勤め上げながら、いまでは食費や家賃すらまかなえなくなってしまった女性や、部屋代を浮かせるために車で寝泊まりしたり、スターバックスのトイレで身支度を整える女性も紹介されていました。
いずれのケースも、彼らはぜいたくをさせろと訴えているのではありません。ボーナスをよこせと言っているのでもありません。生活を成り立たせるはずの労働が生活を破壊している、この矛盾を解消してくれと言っているだけなのですね。
日本でもキャストらによる組合が労働環境や待遇の改善を求めて動き出しているようです。
一連の出来事をきっかけに、来場した人たちが心の底から幸せになれるような“夢と魔法の王国”になるといいですね。
<TEXT/石黒隆之>
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