パッティングで力を入れるべき部位は腹筋

画像はイメージです

　逆に、尺骨に沿って手のひらで包み込むようにグリップすると、手首はほとんど使えません。その分、パターと一体化させた体幹を使って打たなければなりません。

　実際に、パターのグリップを手のひらで包み込んだだけの状態でストロークしてみてください。指先で持とうとしてはいけません。腕ではなく、腹筋に力を入れないとうまくストロークできませんよね？ パッティングで力を入れるべきは、腕ではなく腹筋。こうして体幹を使って打つことこそが、パッティングの極意なのです。

　普段手首や腕の力を使ってパッティングしてきた人にとっては、体幹を使ってストロークを続けるのはなかなかしんどいはず。この“包み込むだけグリップ”でのストロークを繰り返し行うことで、体幹を使ったパッティングの感覚を身につけましょう！

【Lesson44 結論】
手のひらで包み込むようにグリップすれば体幹を使ったパットが打てる

＜構成／舟山俊之＞