初任給全額を競馬にぶちこみ132万円に。SNSで話題“大胆すぎる新入社員”を直撃した
福利厚生でラーメン二郎が食べられる?
話を聞く限り、常識にはとらわれない印象を受ける株式会社ユニポテンシャル。平さんが入社した理由も気になるところだ。
「まず入社した理由は、ホームページを見た瞬間、そのあまりのポップさに直観的に『ヤバイ! ここだ!』と思い、採用試験を受けました。なかでも僕が魅力に感じていることは、やはりまかないの海鮮丼。本当に美味しいので『みなさんにも死ぬまでに一回は食べてほしい』と思っています。また、『代表が福利厚生でラーメン二郎を奢ってくれる』こともにも惹かれました。食べることが好きなので、僕にとっては魅力しかない会社です」
確かに「福利厚生としてラーメン二郎が食べられる」ということを知れば、「ヤバイ!」という気持ちになるのもわかる。
まず“競馬の人”から脱する
最後に平さんが目指すビジネスパーソン像を聞くと「生きているからには世界一を目指します」と語気を強める。
「『どうせ生きるなら世界一を目指せ』。これは代表の言葉なのですが、負けず嫌いな僕にはとても印象深い言葉で、今では人生の教訓にしています。Twitterでバズり、今は多くの人から“競馬の人”としか認識されていません。まずは『競馬以外でもこういうことができるんだよ』と示せるような人になりたいです」
破天荒な言動が目立つも地に足のついたビジョンを話してくれた。平さんがどのようなビジネスパーソンになるのか今後も注目したくなる。
なお、初任給の使い方がこれだけ大盛り上がりしたのだから、次は初ボーナスの使い方にも興味がそそられる。それについては、「まだ検討中です。何か面白いことが思いつけばやってみようと思います」という。想像の斜め上を行く使い道に期待したい。
<取材・文/望月悠木 編集/ヤナカリュウイチ(@ia_tqw)>