初任給全額を競馬にぶちこみ132万円に。SNSで話題“大胆すぎる新入社員”を直撃した
初任給の使い道は人それぞれ。親へのプレゼントや自分へのご褒美、現実的に貯金に回した人も多いだろう。そんな中、あまりに斬新な使い方した若者がSNS上で大きな話題を集めていた。
株式会社ユニポテンシャルの新入社員・平将輝さん(@unipotaira)は5月21日、「初任給が入りました。まだ何の結果も出せてもない僕がもらう給料なんて、泡銭同然。この初任給は全額競馬に突っ込み、圧倒的な結果を残します」とツイート。
「新潟大賞典」というレースにて命運をあみだくじに託した。そしてその結果、なんと見事に勝利したのだ。初任給21万円を約7倍の132万円に増やしたことを報告した一連のツイートは1万件超のリツイート、8.6万件のいいね(2022年6月10日時点)と、大バズリを見せた。
あまりに大胆な初任給の使い方を見せた彼は一体何者なのか。初任給を全額つぎ込んだ経緯など話を聞いた。
「絶対に忘れない使い方をする」と決意
そもそも「競馬は未経験でした」と口にし、「たくさん情報を集めて考えてみましたが、初めての挑戦だったため判断が難しく、最終的にはあみだくじで賭ける馬を決定しました」と語る、平さん。
競馬に全て初任給を賭けようと思った経緯として、「どう使うか弊社の(蛎田一博)代表に相談しました」という。
「その際、『一生に1度の初任給だから、絶対に忘れない初任給の使い方をしたらいいんじゃない?』という言葉をもらい、そこで“競馬で単勝に全額ベット”を思いつきました。もちろん、『初任給がなくなるかもしれない……』という怖さはありましたが、社内も盛り上がりますし、なにより本気で勝つつもりだったので迷いはなかったです」
今後のギャンブラーとしての行方は?
ちなみに翌日には5月22日「オークス2022」(第83回優駿牝馬)に向け、「僕の真価が問われる一戦です。サークルオブライフに託します。勝つ」とツイート。前日獲得したお金も全て賭けたものの、そのレースには負けてしまった……。
短期間でまさに天国と地獄を味わう結果になったが、「『ギャンブルは楽しい』ということを学べたので良かったです」と話す。
だからなのか、5月29日に開催された「日本ダービー」に興味を示すツイートもしており、ギャンブルにハマっている様子だったが、「勝った時の嬉しさよりも、負けた時の罪悪感が大きかったのでもう止めようと思います」と早くも引退宣言。
しかし、「競馬自体は奥が深くて面白いと思うので、予想は勝手に続けていきたいと思います」と、競馬というスポーツには魅了されたという。