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「ゴメン、私無理」とLINEで…初お泊まりの彼女が終電で帰ってしまった訳

コラム

 趣味はその人の人生を豊かにし、生活を彩るために大切な要素のひとつです。みなさんも、いろんな趣味を持っているのではないでしょうか。今回は、そんな趣味が彼女にバレてとんでもない結末になったエピソードを紹介します。

フィギュア

※画像はイメージです

 今回お話を聞いた西村寛治さん(仮名・25歳)は、関東の大学を卒業し、大手システム設計会社の専属エンジニア。幼少の頃から機械いじりが好きだった西村さんは、大学も理系で周囲の予想通りの職に就いていました。

地下アイドルのためなら昼飯も我慢

 でも、西村さんには、機械いじりなんかよりもっと入れ込んでいたことがありました。それは、高校の時に電気部品を買いにアキバへ行った時に衝撃的な出会いをしてしまった地下アイドルです。

「最低週1日アキバに通っていました。大手の店舗より高架下の部品屋が僕の行きつけでしたね。朝から夕方までずっと歩き回って部品漁りをしているんですが、たまたまお昼を食べようと交差点で信号待ちをしていると、今まで見たこともないようなカワイイ女の子がチラシを配っていて、それが彼女たちとの最初の出会いなんです。それからというもの、高校・大学ではお昼代も節約してライブをしょっちゅう見に行くようになったんです

 しかし、社会人になった西村さんは大手銀行のメインシステムのプロジェクトチームに携わるように。当然、趣味の時間は減ったようでした。

「やっぱ、社会人は大学とは違いますよね。あれだけ好きだったコンピュータ関連の作業も、毎日10時間以上缶詰でやってると、正直メンタルも弱ってくるんです。唯一の救いはずっと続けているオタ活ですかね。でも、周囲にはその手の方がいなくって、会社では内緒にしてました」

オタ活の末にリアル彼女ができる

 見た目は長身で、笑顔も素敵でどちらかというとイケメンの部類にはいる西村さん。そんな彼に本当の彼女ができたそう。

「ちょうど取引先のサーバー管理会社の人たちと飲み会があって、今度からウチの担当になるA子さんという人とLINE交換したんです。というか、結構僕のタイプで、酔った勢いもあり珍しく僕のほうからお願いしました」

 ちょっと照れくさそうに語る西村さん。帰りの電車の中で、早速LINEで今日の飲み会のお礼を兼ねてメッセージを送った西村さん。すると、A子さんも電車の中だったらしく、すぐに返事が来たそう。

LINE

※画像は取材を元に編集部とライターにて作成(以下同じ)

「なんか、そのLINEでオタ活以外の趣味の部分で意気投合しちゃって、次の日曜日に会うことになったんです。ほんとビックリです」

 初デートはとても楽しかったらしく、二人は急接近し付き合うことになったそうです。

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