高機能がウリの「5000円テレワーク用スーツ」が登場。20代記者が着心地を体験してみた
ゴムウエストで昼食後も快適
続いてパンツ。ウエスト部分の後ろだけにゴムが入っており弾力性がある。このゴムによって、ウエスト部分のキツさがだいぶ緩和されている。特にお腹周りが苦しくなる昼食後も締め付けられている感覚がなく、快適に仕事に取り組めそうだ。
股の部分も、180度開脚が可能な仕様となっているため、不自由さは全くない。ジャケットよりもパンツのほうが機能性の高さを実感できた。パンツのポケットもメッシュ仕様になっているため、動きやすいうえにムレない。外出時のウェアとしても重宝できる。
洗濯してもすぐ乾く
次は撥水性や速乾性を検証していく。
ポリエステルメインの生地ということもあり、何滴か水滴を垂らした程度ではびくともせず、生地が水分を吸収せずに弾く。シャワーで数十秒間にかけて水を当て続けても、さっと拭くとすぐに乾き、生地がクタクタにならずシャキッとした形状を保っていた。多少の雨に降られても問題なさそうだ。
洗濯しても生地がヨレる感じはなかった。晴れている日中から乾かせば翌日の朝には乾き、アイロンがけをせずにそのまま着れる。生乾きの匂いもなく、目立つシワも付かないため、とにかく手入れの楽さが際立った。普段は高価格帯のスーツにこだわる人でも、いざという時の保険に1着備えておくと安心だ。