『水ダウ』に2度出演の元お笑い芸人がNo.1ホストに。目標は「1億円プレイヤー」
歌舞伎町で24年の歴史を誇る人気ホストクラブ「TOPDANDY」で史上初、入店初月で売上ナンバーワンに輝いた、ぽち。さん(@pochi0220)は、かつて吉本興業に所属していた元お笑い芸人だ。
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人気番組『水曜日のダウンタウン』(TBS系)に2度出演したが、あと一歩のところで結果を出せず、コンビを解散。芸能界を引退し、本格的にホストの道へ進んだ。
「ホストは天職だ」と語るぽちさん。に、憧れていた芸能界を諦めたきっかけやホストとの出合い、キャリアに対する考え方を聞いた。
一般入試で青学へ進学し、カナダに留学
ぽち。さんは小さい頃から興味のあることへの集中力が高く、何事も要領よくこなしていたという。高校生時代は、2年生まで部活や学校行事などの学生生活を謳歌した後、3年生になると「受験勉強に力を入れる」と決意し、猛勉強を開始。一般入試で青山学院大学に現役合格した。
「大学入学後は多くの大学生と同じように、たくさん遊んでいました。ただ、3年生のときに『このままではダメだ』と思い、1年間、カナダへ語学留学に行きました。語学学校では最初、下から2番目のクラスでしたが、勉強をがんばるために『日本人と日本語を話さない』と決めました。
日本人からしたらウザい存在だったと思います(笑)。でもそのかいもあり、最後は1番上のクラスに入ることができました。また、現地法人でインターンをしてそのまま内定をもらったり、ビジネススクールに通ったりもしました。カナダでの成功体験は、人生の大きな転機になりましたね」
大手コンサルから内定が出るも…
日本へ帰国後に開始した就職活動では、カナダでの留学経験が面接官に評価されて無双状態に。数社から内定を受け、その中には常に就活生の就職希望企業ランキングトップに入る大手コンサルティング会社も含まれていた。
「留学中は、会社員としてバリバリ働くつもりでした。しかし、カナダの語学学校で英語を学んだこと、インターンをしたこと、ビジネススクールに通ったことなど、大学生活の経験が強烈過ぎて、会社員になったら今以上に楽しいことはないだろうと思ってしまいました。言われたことをする、というのも性に合っていない気がしていて。
それより、小さい頃から漠然と憧れていた芸能界で自分の人生を切り拓いてみたいと考えるようになりました。周囲の友人には、『新卒カードを捨てるのはもったいない』と言われましたが、成功体験を積み重ねているので、自分なら何とかなるんじゃないかなという思いもありました」