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出会いを潰されてトホホ…27歳男性が結婚式で諭され、改心した話

コラム

好感触だったところに友人の一音

結婚式

 好感触だと感じ、「これはもう、絶対にイケる」と思ったそのときでした。後ろから肩をトントンと叩かれ振り返ると、そこには、小川さんが過去にやらかした友人や元カノたちが立っていたのです。そして、なんともいえない表情でこちらを見ていました。

「友人の1人は『そういやお前、前に貸した3万いつ返してくれるんだ?』と、恨みを込めた声で言ってくるし、浮気を繰り返した挙げ句に一方的に別れを告げた元カノからは『あれ? 美人を見たらさっそくナンパ?』などと睨まれました」

 ほかにも次々と小川さんの本性が暴露され、気づけばその女性は席を外していました。そして、最後まで話もできず、出会いにつながることはなかったのです。凹んでいたところに、学生時代の友人で結婚式の招待状を送ってくれた新郎Mからも、衝撃の言葉を投げかけられます。

友人や元カノからも自業自得だと諭される

「Mには『横で様子を見ていたけど、ホント反省してほしい。借りたお金を返すのも当然だけど、付き合った相手を粗末に扱うヤツに、いい出会いなんかない』と言われました」

 過去にやらかした友人や元カノからも自業自得だと諭され、この結婚式を機に小川さんは深く反省したそうです。そして、お金を借りていた友人にはお金を返し、適当に付き合ってしまった元カノたちに心の底から謝罪したのだとか。

 小川さんのように、過去のおこないが将来の可能性を潰してしまうこともあるかもしれません。そのようなことがないよう、自分の言動に責任をもって過ごしたいものですね。

<TEXT/山内良子 イラスト/カツオ(@TAMATAMA_GOLDEN)>

-[結婚式のトホホ話]-

フリーライター。おいしいものや楽しいこと、旅行が大好き! ライフ系や節約、歴史や日本文化を中心に、取材や経営者向けの記事も執筆。金融会社での勤務経験や接客改善業務での経験を活かした記事も得意です

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