出会いを潰されてトホホ…27歳男性が結婚式で諭され、改心した話
心機一転してあらたな生活をしようと思っても、過去のおこないが白紙になるわけではありません。いい加減なことばかり繰り返していると、自分の積み上げてきたおこないが、未来を邪魔してしまうこともあるようです。
友達の結婚式で出会いを見つけたい
結婚願望がなくダラしない性格だった小川正信さん(仮名・27歳)は、女性関係や友人関係がルーズで、お金を借りてそのまま返さないこともあったといいます。しかし、職場の同僚の結婚式に出席して感動。心機一転、結婚を考える女性に巡り会いたいと考えるように。
「そんなときタイミングよく、学生時代の友人でしばらく連絡を取っていなかったM(27歳男性)から結婚式の招待状が届きました。これはチャンスだと思い、Mの結婚式で出会いを見つけようと思ったんです。イケてる男だとみられるために、ネットも本も読み漁りました」
意気込んで迎えたMの結婚式当日、過去にやらかして気まずくなったままの友人や元カノの姿を見かけるたびビクビクしましたが、とくに話しかけてくるわけでもなく一安心。やらかして疎遠になっていた同性の友人たちも、何事もなかったように話しかけてくれました。
新婦の友人に自分をアピール
「友人ばかりを集めたフランクな結婚式だったこともあり、式の延長で食事会もあったので、たまたま隣に座った新婦の友人だという美人との会話も盛り上がりました。話術と相手の反応を見極めることには自信があります。だから彼女の反応を見て、これは好感触だと思いました」
小川さんは、とにかく自分のいいところを大袈裟にアピールしまくり。やさしくて高学歴だとか、勤め先は小さな会社だけど職場の同僚や後輩からは頼りにされまくって困っているほどだとか。高給取りで外車に乗っているなど、サラリと会話に紛れ込ませます。
「彼女は、顔だけでなく、話し方や仕草、雰囲気なんかも僕の理想のタイプそのものだったんです。力が入りました。そして、まんざらではない様子。お互いの距離もだんだん近くなってきて、肩なんかもちょっと触れたりして、いい感じだったんです」