今までと違う職種に就くキャリアチェンジ。夢見る人は多いけど現実は…
みなさんは「キャリアチェンジ」について、考えたことはありますか?
今まで経験し、習得してきた職務内容から離れ、まったく別の道へ進むことは勇気が必要ですが、それによって仕事に対するモチベーションが上がり、自分のやりたいことにより近づけるというメリットもあるでしょう。
エンジニア人材サービスの株式会社VSNは、全国の男女20~50代のビジネスパーソン約2000人を対象に、「キャリアチェンジに関する意識調査」を実施しました。
「キャリアチェンジ」の理由はかなり現実的
Q.現在、キャリアチェンジを考えていますか?(単一回答)
「現在キャリアチェンジを考えているか」聞いたところ、44%が「考えている」「少し考えている」と回答し、「考えていない」「あまり考えていない」の36.5%を上回る結果に。
Q.キャリアチェンジを考えている理由について以下の中からお選びください(複数回答)
キャリアチェンジを考えている理由としては「給与を上げたいから」(28.4%)がもっとも多く、つづいて「ライフワークバランスがとりづらい職種だから」(19.5%)などと、いずれもかなりリアルな理由が上位となっています。
キャリアチェンジ先に人気の職種は?
Q.どの職種にチャレンジしたいか、以下の中からお選びください(複数回答)
キャリアチェンジ先の新たな職種については性別や世代で差があるものの、「エンジニア」(15.3%)、「コンサルタント」(12.7%)、「医療事務」(10.4%)と続きました。どれも、そう簡単にはできない職種です…。
キャリアチェンジというからには、今まで就いたことのない職種ですよね。それで「エンジニア」になるには学生時代に学んだなどの素養が必要でしょう。「医療事務」はいくつかの民間資格があるので、勉強して試験を受けてみる手も。
一方、「コンサルタント」は、自分の詳しい分野で「**コンサルタント」と名乗ってしまえばなれる職種とも言えます。ただし、転職より独立・副業に向くもので、稼げるかどうかは全く未知数です。