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コロナで変わったイケメン彼氏との距離。意外な一面に結婚を意識するように

コラム

 恋愛において大事なのは相手との距離感。コロナ禍ではソーシャルディスタンス、つまり他人との距離感を意識するようになりましたが、それが恋愛にも影響を与えているようです。

結婚

※画像はイメージです(以下同じ)

「憧れの人や大好きな人と付き合えたら、どんなに幸せだろう」と考えている人は多いかもしれませんが、付き合ったあとに悩むケースもあるようです。宮野柚希(仮名・23歳)さんも、イケメンで仕事もできる完璧な彼氏と付き合いはじめたものの、彼とのあいだに距離を感じて悶々とした日々を送っていたと言います。

イケメン彼氏との間に感じた距離

「彼(24歳)は職場の先輩で、みんなが憧れるような存在でした。私から告白して付き合うことになって、最初はとても嬉しかったんです。でも、彼が考えるデートプランやエスコートはどれも完璧すぎて、だんだんと距離を感じるようになっていきました

 付き合って1年も経つのに、彼とはキス止まり。彼との関係に自信が持てなくなっていた柚希さんは「告白をしたとき、どうして彼がOKの返事をくれたのか」というところまで遡り、気の迷いで付き合ったのではないかと考え始めます。

「自信が持てなさすぎて別れも考えていたとき、コロナのニュースが流れました。そして、あっという間に感染者が増えて、外でのデートが難しくなったんです。それで、はじめて彼から“お家デート”に誘われました

はじめて彼から“お家デート”に誘われて

コロナ禍の恋愛

 彼は1人暮らしなのに、自宅マンションはスッキリと片付けられていて清潔感があり、ホコリひとつ見当たらなかったのだとか。柚希さんは自分の家よりもキレイな空間を見てますます距離を感じてしまいます。

「彼みたいな完璧な人間にはなれないし、私とは住んでいる世界が違うように思えたんです。だから気持ちが凹んでしまいました。そのため、2人で動画配信されている映画を観終わってデリバリーしたピザを食べ終えたとき、まだ早いけど帰ろうって思ったんです

 けれど次の瞬間、柚希さんの耳に想像もしていなかった言葉が飛び込んできました。彼が「もう帰っちゃうのか、寂しいな」とつぶやいたのです。耳を疑った柚希さんが、彼に「ん?」と尋ねます。

「そしたら彼が、もう一度ハッキリとした声で『帰るの早くない? いつも帰るの早いけど、何か用事とかあるの?』と聞かれ、戸惑いました。『え? だって、引き留めてくれないから帰ったほうがいいと思って……』と、言ったんです」

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