35歳独身女性が語る「#Twitter婚活」の実態。魅力は「ロマンチックなところ」
いい子ぶって守りに入るのはNG
2点目は、自分を過度に飾らずにできるところ。
「内面の比重も高いTwitterでは、そのぶん相手との相性も重視されるため、異性に対してウケの良さを意識しなくていいのでラク。当然、結婚相手は1人なので、ある程度特徴を出したほうが、相手との相性も見えやすくなります。(アプリのように)みんなにウケるプロフィールが求められるとは限らないので、一般的に理解されづらいこだわりなど、その人らしさを表に出して相手を探せるのがいいと思います」
むしろ、いい子ぶって守りに入るのは「特徴が削がれて、他のアプリをやっているのとあまり変わらなくなってしまう」とKUKUさん。
「素の自分に近い状態で立ち回ることが、相手の判断材料にもなり、会う段階になってからの無駄打ちも低い。いろんな人に見てもらえるから、自分を比較的探してもらいやすいです」
「いいね欄」や「リプライ」も見られている可能性が…
しかしその反面、自分のツイートやいいね、リプライなどから、デメリットが生じる可能性もあるとか。不特定の人に見られる環境だからこそ、気を付けるべきポイントを指摘します。
「婚活なので、ある程度何人か並行して約束したり、会うことは充分あり得ます。そこで気をつけておきたいのが、ツイートの内容によって、(他の人にもアプローチしていることが)相手にばれてしまう可能性が高いことです。仕方のないこととはいえ、(相手からすれば)自分以外にアプローチしていることがわかってしまうと心象が異なりますね」
KUKUさん自身も、Twitter婚活界隈の友人が、自分と同じ男性からアプローチされていた経験があったとか。
「私はもともと婚活仲間を探すためにTwitterを始めたので、(ネット繋がりの)友人や知人がいます。そしたら、私がアポしたことある男性が、翌週に友人と会ってて、さらに別な女の子にもプレゼントでアマギフを送っていたことがありました。逆に私は、男性とデートしたことを漫画にしているので、アポした男の人から『(KUKUさんが)描いている内容が俺のことじゃない。別の誰かとデートしてたんだ』っていうのがバレバレなんですよ(笑)」
あくまでフォロワーの多いKUKUさんの話とはいえ、誰が見ているかわからないので、発言を気にかけたり、共通のフォロワーから相手を探すのは避けたほうが得策と言えそうです。