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結果が出せない人が、仕事力を高める「自己暗示術」。トップ営業マンが伝授

学び

「深呼吸→魔法の暗示→行動」が仕事の力を高める

「自己暗示」の流れは以下のとおりです。

1)深呼吸で準備
 最初に深呼吸をするのは、心と体を落ち着かせ、スッキリさせるためです。私がオススメするのは「(4・7・8呼吸法)」です。

 これは、ハーバード大学出身のワイル博士が考えた呼吸法で、「ハーバード式呼吸法」ともいわれます。「(4・7・8呼吸法)」は、次の3ステップで行います。

 鼻から4秒間、空気を吸い込む→息を7秒間止める→8秒かけてゆっくりと口から息を吐き出す。息を吸うときにかける時間より、息を吐くときにかける時間のほうが2倍長いのが特徴です。

2)自己暗示
 続いて、自己暗示に入ります。目的に合った「暗示のことば」をかけたり、動作を行ったりした後、普通の生活に戻るための暗示をかけます。

3)行動
 暗示を終えたら、行動します。たとえば、テレアポがうまくできるようになるための自己暗示をしたとします。

 このとき、暗示だけかけても、行動が伴わなければ、テレアポがうまくできるようになったかはわかりません。当然、目的も達成できません。

緊張する前に深呼吸を

電話する会社員

 テレアポがうまくできるようになるための自己暗示をしたなら、続けてテレアポを行いましょう。そうすることで、頭や心が連動し、うまくできるような状態になります。

 暗示は唱えただけでは目的は達成できません。暗示を無意識に届けるための準備、暗示、行動のセットで覚えておいてください。行動が必要、と聞くと身構えて、緊張してしまうかもしれませんが、そのことを意識しすぎず、まずは深呼吸をすることから始めましょう。

 その「深呼吸をする」ことも、立派な行動です。そこから、少しずつ、本来やりたかった行動に近づけていきましょう。

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