アナタの投資先はどこ?「投資テーマランキング」から読み解く
世界的にシェアがある企業は信頼できる
次に人気が高かったのは「インダストリアルロボット」。今後、サービス分野を筆頭に医療や介護等の新たな分野への普及が期待されている証拠だろう。
近年では人件費の上昇と人手不足から、先進国・新興国ともに工場の自動化機運が高まり、産業用ロボットの導入が進んでいる。
銘柄では「ファナック」や「ナブテスコ」、「ダイヘン」などが上がっている。
さらに「最近、ニュースで耳にする機会が増えた」と言われているのが「サイバーセキュリティ」。マイナンバー制度が施行された現在、情報流出やサイバー攻撃への対策需要はさらに拡大すると考えられている。
銘柄では「インターネットイニシアティブ」や「ラック」、「トレンドマイクロ」「セコム」などが上がっている。
閲覧者数No.1のテーマは「サイバーセキュリティ」
そんななか「購入者数の多いテーマトップ10」では3位に入った「サイバーセキュリティ」だが、「閲覧者数の多いテーマ」では1位になっている。
最近ではビットコインなどの仮想通貨やVR、AIなどが注目されていることから、今後の危機管理として注目されているのだろう。
【閲覧者数の多いテーマ】
1位「サイバーセキュリティ」
2位「グローバル・ニッチ・トップ」
3位「インダストリアルロボット」
4位「人工知能」
5位「無人航空機(ドローン)」
このほかにも「次世代素材」や「テレビゲーム」といったテーマも人気があり、さまざまなコンテンツを生み出す次世代産業にも注目が集まっている。
新しい技術を発信し続ける企業とそこに注目する投資家たちは、これからの情報管理として「サイバーセキュリティ」に熱い視線を注いでいるようだ。
<TEXT/HONTAKA>
【調査概要】
調査名:「2017年 投資テーマ人気ランキング発表」
調査方法:フォリオのβ版が公開された2017年7月7日から12月25日までのデータを集計