仕事に“モーレツに集中できる人”がやってる「タスクメモ」の中身
アウトプットだけが成果になる!
さて、高速仕事術の2つめのキモ、「『インプットとアウトプットと改善』を高速でサイクルさせる」について解説しましょう。私はこれを、それぞれの頭文字をとって「IOK(アイオーケイ)高速サイクル」と命名しました。
例えば、さあ今日からYouTuberになろうと思い立ったとしましょう。そこで、チャンネル登録数を稼ぐ方法など、いちいちインプット(情報収集)しても無意味です。なぜなら、まだYouTuberになっていないからです。
高速仕事術のIOK高速サイクルでは、アウトプット(行動)からスタートします。とりあえずYouTuberになるのです。まず、動画を撮ってみます。その動画をアップします。すると、チャンネル登録数が伸びないという課題が見つかります。ここで初めてインプットすべき対象がわかり、本格的な情報収集を始めることができます。インプットしたら改善をし、すぐさまアウトプットしてみるのです。
3日、3か月、3年の継続で人生が変わる
実際に私はIOK高速サイクルを行って、3日でYouTuberになり、3か月でチャンネル登録者数を4万人に増やしました。「3か月」という期間は、脳科学的にも、シナプスの可塑(かそ)性によって構造的変化が起きる期間と言えます。石の上にも3か月。3ヶ月がんばれば、あなたも一生通用するキャリアを築くことができます。
3ヶ月続けられることは、3年続けることも必ずできます。高速仕事術を3年続けると、経験の量はすでにベテランの域に達し、あらゆるトラブルに対応できるスキルが身に付いています。あなたもぜひこの領域を目指してください。