女性書店員が選ぶ「婚活のリアル」を感じられるマンガ5選
人生のパートナーを選ぶ婚活。しかし結局ぶち当たる壁は「自分」ではないでしょうか。自分の理想像や弱点を見極めないと、パートナーに何を求めるかは見えてこない。正解のない婚活という道の中で、1人で自分に向き合うという過程は本当にキツイですよね……。
国内最大級の品揃えである累計約116万冊(2021年6月時点)のマンガや書籍を配信する、総合電子書籍ストア「ブックライブ」より、女性マンガのエキスパートで、自身もbizSPA!世代でありながら、同世代の婚活事情に詳しい「書店員えい子」が、婚活迷子のアラサー男女にぜひ読んでもらいたいマンガをセレクトしました。
リアルな婚活マンガに触れることで、自分を客観的に見直すヒントになるかもしれません!
①:胸が痛くも心強い!『ガラスの靴は割れてもはける』
『ガラスの靴は割れてもはける』
作者名:都陽子
出版社:祥伝社
推していた俳優の結婚をきっかけに、婚活をいっせいにスタートした26歳から34歳の仲良し女性4人組。彼女たちがそれぞれ壁にぶつかり、進捗や悩みを打ち明けあう女子会の本音トークが「あるある」すぎて、胸が痛くも心強い!
婚活アプリで出会った理想の男性と一晩ホテルで過ごしたものの、翌朝、彼がベッドから消えていたり、婚活はしつつも年上の既婚男性との不倫がやめられなかったり……婚活は誰もがトントン拍子にいくわけじゃない。
自分の求める条件や相手とのコミュニケーション術など、男女ともに参考になる傑作です。
②:婚活×グルメマンガ『めし婚』
『めし婚』
作者名 :高田サンコ
出版社:日本文芸社
異国料理屋で繰り広げられる婚活を描くグルメマンガ。初対面の男性と出会って人となりを知っていく婚活の過程は、マニアックな異国の料理に挑むスリルに似ている……かも?
イケメンで会話が楽しく食の好みの相性も抜群な男性が実はマザコンだったり、誠実で真面目で条件も申し分のない相手が食事で1円単位の割り勘を求めてきたりと、主人公のバリキャリ女子がつい冷めてしまう「婚活あるある」も満載です。
なかなか成果の出ない時こそ、食べる楽しみとともに乗り切っていきましょう!