「ワークマン」コスパ最強アイテム6つをプロが推薦。2900円のジャケットも!
5)スーツの価格破壊に挑戦
作業服としても使える2ボタンタイプの「ソロテックス リバーシブルジャケット(2900円)」は、パンツ(1900円)とセットでも4800円という脅威の価格で、各メディアもこぞって取り上げたアイテムだ。
「ソロテックスとは帝人フロンティアが開発したストレッチ性に富んだ生地ですが、これまでストレッチ生地に使われてきたポリウレタンは必ず劣化するというデメリットがありました。しかし、ソロテックスはポリウレタンと比べて寿命が長く、軽くて撥水性にも優れています」
6)さまざまなシチュエーションで使えそう
「『ドットエア リバーシブルジャケット(2900円)』は東レが開発した生地で、非常に通気性がいいのが特徴です。さらに軽くて薄いので、夏場にシャツの上に羽織っても快適に過ごせます。汗を吸いやすく速乾性にも優れており、湿気の増えるこれからの時期に最適な1着です。先ほどのジャケットもですが、両方とも裏返すと、大容量のポケットを備えたフード付きジャケットとして着こなせます」
ジャケット、パンツともにアクティブに動くことを想定して作られているので、作業現場はもちろん、走ったり屈んだり、ロードバイクなども快適に乗りこなせるだろう。カバンに忍ばせておけば出先での急な会議にも対応できるし、なによりリモートでは通常のスーツと変わりなく見えるので、自宅作業にも持ってこいのアイテムだ。
「ワークマンがスーツを作るならぜひネイビーを入れてほしいと思っていました。日本は黒のスーツを好む人が多いですが、黒って意外と汎用性がないんです。その点、ネイビーは合わせやすい。共同開発者として、そこにはこだわりましたね」
冠婚葬祭などのフォーマルな場にはさすがに厳しいが、この価格でスーツが手に入るなら持っていて損はない。
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今回、山田氏に教えてもらった商品はいずれも、シンプルかつベーシックなデザインで着回し力も抜群。日々のコーデの幅を広げるワークマンのアイテムを上手に活用して欲しい。
<TEXT/松山タカシ>