SNSから内定獲得「Twitter転職」やってわかった3つのポイント
まだある「Twitter就活」のメリット
■2)転職エージェントよりも早い
転職エージェントを利用する場合、「自分→転職エージェント→企業」と連絡にタイムラグが発生するため、どうしても選考のスピードが遅くなってしまいます。
例えば私は最終選考を受けた企業は、最終選考から結果が来るまで2週間以上が経過し、モヤモヤと過ごしていました。一方で、入社を決めた会社は最初の接触から内定通知書が送付されてくるまでわずか10日間でした。ある程度、受ける業界・企業を決めているのであれば、自分で選考を進めていけるメリットになります。
■3)入社後にもメリットがある
採用している企業は、良い人材を確保するため、成果報酬という形でエージェントに賃金や掲載料を支払って、求人案内を載せています。企業のHPやTwitterから直接、求職者に応募してもらうと、それらのコストを削減することができます。
自社媒体経由だと採用コストがかからない(もしくは比較的低い)ので、人材エージェントや媒体などの有料サービスよりも採用ハードルが高くなりにくいので、入社後のメリットにつながると言えるのです。
また、企業のHPやTwitterから応募した場合、すでにその企業に興味を持って独自で調べているので、入社後に「思っていた業務と違った」というミスマッチが防げます。
「Twitter就活」のデメリットも
一方で、Twitter就活には注意が必要な点もあります。
■1)企業がよく見えてしまう
まず、ほとんどの企業は、マーケティングの一貫として、Twitterを利用しています。そのため、社員は自社のイメージアップを図るべく、基本的にポジティブな発信ばかりしています。発信されているのは良い面ばかりなので、その企業についてTwitterの発信のみで判断するのは注意が必要です。
■2)会社を同時に受けるのは難しい
Twitter就活では、自分で企業のアカウントをフォローし、企業研究をし、選考を希望する旨を連絡し、日程調整するといった必要があります。これを複数の企業に対し、同時に行うのは労力がいります。
そのため、複数の企業を受けたい場合には転職エージェントや求人広告を利用したほうが、結果として効率的にエントリーや面接を進められたというケースもあります。