「本当に難しいと思う」女優・吉田志織が20代のうちに叶えたい野望
大倉忠義さん(関ジャニ∞)と成田凌さん主演により話題の恋愛映画『窮鼠はチーズの夢を見る』に、『チワワちゃん』(’19)にてチワワちゃんを演じて印象を残した吉田志織さん(23)が出演しています。
自分に好意を寄せる女性たちをズルズルと受け入れてきた優柔不断な男、大伴恭一(大倉)が、大学時代の後輩・今ヶ瀬渉(成田)に「ずっと好きだった」と告白されることから始まる本作。吉田さんは大伴に好意を寄せる部下の岡村たまきを演じました。インタビューでは吉田さんの子供時代のおてんばぶりから、今後の野望まで聞きました。
たまきのポイントは“笑顔”
――本作に登場するふたりの男性を、吉田さんはどんな人物だと感じましたか?
吉田志織(以下、吉田):大伴さんは“流され侍”という言葉が本当にぴったりだと思います。でも本当の恋を知って、気持ちが変わっていく姿を見られたので感動しました。今ヶ瀬は、強いようで、弱いところのある人。すごく優しくて、自分よりもいつも相手のことを思っている。その優しさがツラいんですけどね。
――吉田さんが演じたたまきは、大伴に惹かれていきます。演じるにあたって心掛けたことは?
吉田:たまきは元気で素直で本当にいい子です。相手を思いやって、自分がツラいときでも「大丈夫です」と常に笑顔でいようとする。たまきが生きていくうえで、“笑顔”がとても大切なポイントだと思ったので、そこはすごく意識しました。
好きなのは、匂いがする人
――吉田さんには『チワワちゃん』のイメージを持っている人も多いかと思いますが、本作ではどんな吉田さんを見てもらえそうですか?
吉田:すごくいい子だと言いましたが、たまきにはしたたかな部分もあるんです。ある意味、女性らしいというか。気持ちを大きく出す子ではないので、健気でもある。こういう役は初めてだったので、挑戦でしたし、やりがいもありました。
――吉田さん自身はどんな男性に惹かれがちですか?
吉田:優しい人かな(照)。あとは匂いフェチです。今まで嗅いだことのない、その人で初めて嗅いだみたいな匂いの人がいいです。無臭より、香水とか柔軟剤とか、何か匂いのする人のほうがいいですね。しぐさとかは……。私のことを大事にしてくれてるというのが分かると、キュンとなります。