オンラインで「有名店のキャバ嬢」3人と話した感想…結局オトク感は?
緊急事態宣言の解除後も、東京都を中心に新型コロナウイルス感染者が増えつつある。とりわけバーやナイトクラブ、キャバクラといった「夜の街」での感染が目立つという報道が目立つ。
全部で3人のキャバ嬢と話せる
キャバクラやクラブなど約100店舗を全国展開する業界最大手「プリンスグループ」も、外出自粛や夜の街への警戒心が高まったことにより、お店での接待がなかなかできず苦戦を強いられている。
そんななかで、同社は6月5日よりオンライン通話による新しい接客スタイル「OnCaba(オンキャバ)」を開始。果たして、オンラインキャバクラは本当に楽しめるものなのか。今回は実際に参加してみた。
OnCabaは、LINE予約から60分のセット料金5000円を前金制で支払うシステム。指名のキャストがいる場合を除き、フリーで3人のキャバ嬢と話せるようになっている。キャバクラといえば値段が気になるが、筆者が参加した際は期間限定(2020年7月31日まで)で、3000円という価格で予約ができる。
日時を決め、予約時間が近づくとビデオ会議ツール「Google Meet」のURLが送られてくる。スマホならアプリをダウンロード、PCならサイトにログインして準備OK。
オンラインで「泡」を堪能してみる
いざ、約束の時間にURLにアクセスすると、まずは1人目のえりんさんが画面越しに登場。実は筆者はキャバクラが初めて……なんとオンラインでの“キャバクラデビュー”だった。
えりんさんは16歳から弁当屋でアルバイトを始め、いとこの影響で、18歳のときにキャバ嬢に転身。キャバ嬢歴は4年目だ。正直、最初はオンライン会議みたいで、仕事っぽさもあったが、「キャバクラデビューがオンラインって面白いですね(笑)」と突っ込まれつつ、なんとか会話を紡いだ。
さらに、キャバクラといえば「泡」のお酒!
事前に近所のスーパーでスパークリングワインの「MARTINI マルティーニ」(1300円)を購入。キャバクラで注文すれば、1万円超が相場だけにコスパは抜群だ。ただ、これだけ用意周到に準備したものの、えりんさんはお酒を用意してない。会話も当たり障りのない雰囲気が続く。
意を決して「オンラインキャバクラってこんなもんですかね?」と問いかけると「キャスト側も正直あまり慣れてないんですよ」と一言。キャバ嬢といえども、画面越しに会話することにはしっくりこず、上手く会話するのは難しいようだ。