bizSPA!

三代目JSB山下健二郎「正直、何も考えてなかった」若手時代を振り返る

暮らし

芝居をするとは考えていなかった

山下健二郎

――上京したときには、プロのダンサーになるという決意だったのですか?

山下:もう関西には帰らないと思っていました。僕は、オーディションに合格ではなく、候補生というポジションで上京しました。だから、受かったやつには絶対に負けたくないと思いながら、レッスンを頑張ってアピールしました。期限も決めて、24歳までに事務所に所属できなかったら全部やめて京都に帰ろうと思っていました。劇団EXILEに入ったのが23歳。そして24歳のときに三代目J SOUL BROTHERSのメンバーになれました。

――三代目~に入って以降も、ダンスとお芝居の両方をしています。このスタンスは想像していましたか?

山下:全くしてなかったです。自分がまさか演技をするなんて考えていませんでした。今だから言えますが、劇団EXILEのオーディションを受けたのも、なんとかパフォーマーになりたかったからでした。失礼な話ですが、パフォーマーになる足掛かりでした。ただ、オーディションとレッスンのおかげで演技にも興味を持って、「あれ、これ面白いな」と思えたんです。

壁ドンしてキスする役は無理

山下健二郎

――LDHにはダンスや歌と同時に、芝居をしている方が多いですが、刺激になりますか?

山下:刺激にもなりますが、それぞれのスタイルがありますよね。僕はコメディが好きですから、むちゃくちゃイケメンで、超キザ、おまけに壁ドンでキスするみたいな役なら、断ると思います(笑)。もちろん1回飛び込んでみるのはありかもしれませんが、でもやっぱり無理していることになると思いますね。

――そういう意味では、今回の作品はダンスもコメディもある作品ですね。

山下:ずっと楽しかったです。キャストのみんなも本当に仲がよくて。カメラが回っているときもアドリブで楽しんでいましたし、外でもずっとおしゃべりしていました。

おすすめ記事