入社式に芸能人を呼ぶ会社はヤバい?ブラック企業の見分け方
上司の主観が人事評価の9割
バッドブラック企業には「直属上司の主観が人事評価の9割」といわんばかりの評価制度を敷いているところが少なくありません。少数精鋭のため、社長ひとりで評価している会社も同様に危険です。
異動の可能性はあるのか、直属の上司以外との面談があるのかなど、就活時であるなら事前に聞いておくのが賢明です。
基本的に、部門間の交流がなく、上司と部下のタテの関係が強すぎる会社はバッドブラック企業が多いです。なぜなら、そのような会社では、上司は部下の評価について全権を握っていて、部下の運命はすべて上司で決まってしまいます。
上司に嫌われでもしたら一発でアウト。まさに人材を使い捨てにする企業です。
豪華な入社式は要注意
入社式がやたら豪華な企業も要注意です。
有名人をゲストに呼んだり、豪華な会場などで入社式を開いたりと、そういうところにお金を費やしている企業は、実はバッドブラック企業の可能性が高いといえます。新入社員にとっては、有名人が自分の会社にわざわざやってくるのですから、感激するでしょう。
でも、よく考えてみれば、その有名人の出演料は会社が払っているのです。それもきっと少なくない金額です。豪華な会場を貸し切って入社式をすれば、場合によると1000万円を超えるコストがかかります。
ここで注意したいのは、なぜ、その会社がお金をかけて豪華な入社式をおこなうのかということです。
「新入社員を喜ばせたいからでしょう?」そう思ったあなたは甘い。各種メディアなどに取り上げてもらうことで知名度をあげて、次の採用に活かそうとしているのです。
こういった会社では実態とかけ離れたブランディングをするために、莫大なコストをかけます。そのため、あなたの昇給にまわってくる財源はきわめて少なくなります。