香港で続く抗議デモ。今後、現地に行くなら気をつけるべきことは
抗議デモには絶対に近づかないこと
当然ではあるが、危険な目に遭わないためには抗議デモには絶対に近づかないことだ。デモ隊の中には過激な行動を取る参加者が一定数いる。暴力沙汰に巻き込まれて負傷する場合がある。香港警察も容赦ない対応をとっている。昨年8月31日にデモ隊近くにいた日本人男性が一時香港警察に拘束されたように、近くにいただけで尋問や拘束をされる可能性は常にある。
そして、抗議デモは事前にインターネット上に日時が発表されていることが多いので、デモの場所や日時を把握できれば、危険は避けることができる。
また、ツイッターをやっている方がいれば、例えば「影子的鐵路公司溝通渠道/MTR Service Update」(@mtrupdate)などをフォローしていただきたい。MTRは香港最大の鉄道路線システムだが、デモや暴動の際、どの駅や駅の出口が閉鎖になっているかなどタイムリーな情報を提供している。
<TEXT/イエール佐藤>