新たな「iOS12」をAppleが発表。WWDC 2018での基調講演まとめ
・Animojiに自分の顔が作れるMemoji機能が追加
iMessageで好評だった機能Animojiですが、肌の色や目の色、髪型、メガネなど、細かいカスタマイズができるアバター作成機能が追加されました。
作成したアバターは、自撮り時や、Face Time使用時にも適用できるとのことで、コミュニケーションの形が変わりそうです。
・ARKitが2.0にアップデート
拡張現実機能を強化するARKit2.0が発表されました。今回のアップデートで、複数のiOS端末に同じAR画面を映し出す機能が追加されARレゴを使っての協力プレイのデモが紹介されました。
・デバイスの使いすぎを抑止する機能が追加
かねてより、現代人のスマートフォンが社会問題になってきましたが、これに対してAppleは、アプリをどれくらい使用していたか、分かる機能を搭載する対策を取りました。
また、利用時間の限度を設定することもできるようになりました。これは、子供に持たせている端末にも利用が可能です。
これからのデジタルデバイスの付き合い方
われわれ現代人は、日々多くの時間をデジタルデバイスに向き合っていることでしょう。
それは働く世代だけでなく、老人や小さな子供も同様です。コンピューターは限られた人たちの物ではなくなりました。
それだけに、眼精疲労だけや腰痛だけでなく、デバイスの使いすぎによる精神的疲労にもAppleは目を配るようになったのではないでしょうか。今までよりも人間に優しくなったデジタルデバイスに期待が持てます。
<TEXT/湯浅肇>
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