わずか1週間で完売。アサヒビール「本格派リキュール」がヒットした背景
ティーリキュールのパイオニアを目指す
ティーリキュール市場活性化に向けた展望について「まずは定期的な情報発信による認知拡大がカギ」と話す。
「今後は、まず『フォション 紅茶のお酒』を知ってもらうことに注力します。ツイッターやフェイスブックなどSNSによる定期的な情報発信や、味を知ってもらうための飲用体験イベントも予定しています。
また、情報発信の際は飲み方やシーンなども想起できるよう、商品情報とセットで情報発信していくことで、今までにない、より上質なリラックスシーンの価値を一人でも多くの人に知って、楽しんでもらいたいです。
フレーバーのひとつとしてティーリキュールが多くのお客様に一般的に楽しまれているようになり、『フォション 紅茶のお酒』がそのパイオニア的な存在になれたらよいと思っています」
実際のところ出だしは順調だ。2月18日の発売から1週間は、Amazonのリキュールカテゴリーランキングで1位を獲得し、一時欠品状態にもなったという。今後のティーリキュール市場の盛り上がりが楽しみだ。
<取材・文・撮影/古田島大介>