写真が手元に残る魅力…おすすめインスタントカメラ5選
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■No.3: ドイツの老舗カメラメーカーのインスタントカメラ
Leica「Sofort」
写真に詳しくない人でもライカというブランド名は聞いたことはあるのではないでしょうか。ライカはカメラの中では高級ブランドで、自動車で言うと高級車の部類に入り、そう簡単に手に入れることはできません。しかし、インスタントカメラなら、手が届く値段です。
「ライカ ゾフォート」のオートモードは、可能な限り内蔵フラッシュを使用せず、自然光を活用しようとするため、その場の空気をそのまま撮影することができます。また、各種撮影モードの他に、二重露光や、長時間露光、セルフィーモードなど多彩な機能が搭載されています。
カメラとしての外観もライカにふさわしいものとなっており、あなたの所有欲を満たしてくれることでしょう。価格は3万6180円と、やはり少々高額だが。
■No.4: レンズアタッチメントで他には真似できない撮影をしよう
Lomography「Lomo’Instant」
トイカメラで有名なLomographyですが、インスタントカメラも販売しています。豊富なバリエーションの外観が魅力のLomo’Instantなら、お気に入りの一台が見つかるはず。
Lomo’Instant には27mm相当の広角レンズが標準でついていますが、レンズキットがついたパッケージなら、魚眼レンズ、ポートレート用レンズ、クローズアップレンズのアタッチメントが付属し、撮影の幅が広がるでしょう。
また、国内外で広く流通しているFujifilm Instax Miniフィルムに対応しているので、フィルムが切れたとしても量販店で比較的簡単に調達することができます。写真のものは公式サイトで、価格1万4900円で購入できます。
■No.5: チェキが満を持して発売するハイブリットデジタルカメラ
FUJIFILM「instax SQUARE SQ10」
FUJIFILMもまた、他のカメラメーカーと同様に、デジタルカメラやスマートフォンの普及によって苦境に立たされていましたが、チェキが国内外の若者に人気となり、奇跡的なV字回復を見せました。そして、現在ではインスタントカメラの多くのシェアを持っていると言っても良いでしょう。
「instax SQUARE SQ10」は、インスタントカメラにデジタルカメラの技術を取り入れたハイブリットデジタルカメラです。通常のインスタントカメラと同じようにすぐその場で現像をすることもできるだけでなく、通常のデジタルカメラのように内部ストレージに写真を記録することもできます。
なによりのメリットは、約46万画素の3.0型TFTカラー液晶モニターが搭載されていることで、撮った写真の写り具合を確認して印刷することができるだけでなく、フィルターや明るさ、ビネットなどの調整をすることができる点にあります。
値段は3万2000円とやはり高めですが、インスタントカメラでも、写真の質にこだわった写真を作りたいという人におすすめの一台です。
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撮った写真をみんなと共有することで、その時その場で感じた思い出や感動を、時を超えて共有することができます。
そのことこそが、写真の醍醐味の一つであり、それは銀塩カメラ時代からインスタ全盛の現代であっても変わることはありません。
インスタントカメラは、フィルムとして、手元に残るため、一生モノの宝物となるかもしれません。ぜひ、今回おすすめしたインスタントカメラで思い出を記録してみてください。
<TEXT/湯浅肇>