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1位は5億。セ・リーグ20代選手「年俸トップ10」億超えプレイヤーがずらり

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3位 菊池涼介(29歳、広島カープ):3億円

菊池涼介

『異次元へ 』(廣済堂出版)

 今オフ、ポスティングでのメジャー移籍を目指すも断念し、広島で戦うことを決意した守備の名手、菊池涼介。2020年から年棒3億円で4年契約を結んだ。

 30歳を前にして大きな夢には区切りをつけた形となったが、引き続き、菊池の歴代でも屈指の技術が日本で見られることはファンにとって幸福以外何物でもない。

 チケット代を払う価値のあるグラブさばき、さらには意外性を秘めた打撃からも目が離せない。

2位 山﨑康晃(27歳、横浜DeNA):3億5000万円

山﨑康晃

『約束の力』(飛鳥新社)

 自らの「1年目から連続20セーブ記録」を更新し続ける山﨑康晃は、抜群の安定感を持った押さえの切り札だ。ゲーム終盤に山﨑がマウンドに向かうシチュエーションは興奮と期待が入り混じる独特の空気に包まれるのも印象的である。

 侍ジャパンでも不動の守護神。絶対に落とせない試合の最後を任せるとしたら、山﨑に託す他ないのではないだろうか。

1位 山田哲人(27歳、ヤクルト):5億円

山田哲人

※画像は東京ヤクルトスワローズ公式サイトより

「トリプル3」を3度記録するなど、走攻守に優れた現代野球の象徴的なプレーヤーの一人、山田哲人。若くして年俸は5億円に到達した「球界の顔」でもある。

 プレミア12での韓国との世界一決定戦での鮮やかな決勝打など、大一番での一打も記憶に新しい。今季も歴史を塗り替え続ける存在として、プロ野球ファンの大きな期待を背負う。

<TEXT/佐藤文孝>

新潟県在住。Jリーグ、プロ野球、大相撲やサッカーW杯、オリンピックなど多くのスポーツの現場に足を運び、選手、競技から伝えられる感動を文章に綴っている

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