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1位は5億。セ・リーグ20代選手「年俸トップ10」億超えプレイヤーがずらり

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6位 大瀬良大地(28歳、広島):1億7500万円

大瀬良大地

『大瀬良大地メッセージBOOK 大地を拓く』(廣済堂出版)

 低迷した広島東洋カープのなかで、孤軍奮闘をみせたのが大瀬良大地。勝ち星、防御率とも前年を下回った中での年俸アップはシーズン中の貢献度の高さが表れている。

 好不調の波が大きかったカープにおいてリーグ1位の完投数(6)、同2位の投球回数(173回1/3)は真のエースとして一皮むけた感がある。また、完投数は両リーグでもダントツのトップ、球界から消えつつある「先発完投型」というスタイルの魅力も保てるか。

5位 西勇輝(29歳、阪神):2億5000万円

 FAでの阪神移籍1年目の西勇輝。2019年から年棒2億5000万円で4年契約という点に球団側の期待の高さがうかがえる。

 それもそのはず、昨年はチーム最多の10勝を挙げCS進出に大きく貢献した。シュート、スライダーをはじめとする多彩な変化球を駆使し、技巧派としての高い投球術はリーグをまたいでも健在だ。

 初のゴールデングラブ賞にも輝くなど、環境が変わった中でもプレーヤーとしてさらに成長を遂げている。長年重責を果たしたメッセンジャーの引退もあり、2020年はエースとして開幕投手の最有力候補に。

4位 鈴木誠也(25歳、広島):2億8000万円

 カープの主軸であり大黒柱である鈴木誠也。日本代表でも4番に座るなど、名実ともに球界を代表する存在に。初の打撃タイトル(首位打者)も獲得し、ゴールデングラブにも選出され、そして盗塁数も25を記録。

 現在の日本球界で、走攻守での最も高いパフォーマンスを表現できるプレーヤーと言って良いだろう。元体操選手の畠山愛理さんと結婚したことでも話題になった「神ってる」男は東京五輪で世界一を狙う。

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