1位は5億。セ・リーグ20代選手「年俸トップ10」億超えプレイヤーがずらり
2月のキャンプインに向け、各自自主トレが行われている。ファンは待ちに待った球春到来に向け、期待を膨らませる時期だ。
シーズンオフにおいて話題になるのは契約更改での年俸額だ。プロ野球選手の年俸はいつの時代もファンにとって夢を感じさせる話題に他ならない。
今回はセ・リーグ20代のトッププレーヤー上位10人の今季の年俸とこれまでの活躍を振り返る(2020年1月21日現在の年齢)。
目次
10位 梅野隆太郎(28歳、阪神):1億円
シーズン応援ありがとうございました!
来シーズン優勝します
ファンの皆さんまた一緒に戦っていきましょう pic.twitter.com/3yKTrvy6Nk— 梅野隆太郎 (@ryutaro3617) 2019年11月25日
正捕手として攻守に渡る活躍でAクラス入りの原動力となり、1億円プレーヤーの仲間入りを果たした、阪神タイガースの梅野隆太郎。
リーグトップとなるチーム防御率3.46は梅野のインサイドワークの成長の証でもあり、タイガース投手陣を活性化させた。また打撃面でも、シーズンを通して中軸として存在感を発揮し、4月にはサイクル安打も記録した。阪神の伝統ともいえる「打てる正捕手」としての系譜を確実に受け継いでいる。
9位 今永昇太(26歳、横浜DeNA):1億3600万円
自己最多13勝を挙げ、DeNAのエースとして飛躍したのが、横浜DeNAベイスターズの今永昇太だ。シーズンを通して安定感は群を抜いており、日本代表にも選出、プレミア12でも先発投手として勝利に貢献している。
6900万円の大幅アップで左投手として球団史上最高年俸に登り詰めた。2020年も投手陣の先頭に立ち、3シーズンぶりとなるCS突破、日本シリーズ出場へと導く活躍が期待される。
8位 岡本和真(23歳、巨人):1億4000万円
待望の生え抜き4番として2年連続30本塁打を記録し、入団5年目にして大台(1億円)を突破した読売ジャイアンツの岡本和真。2019年はシーズン序盤から不振が続いたものの、復調後は打線の核として勝負強さを取り戻した。
ただ、日本シリーズではチームの起爆剤となれずに屈辱の4連敗を喫している。今季こそ、日本一奪還、そして初となるタイトル獲得も見据え、開幕からの爆発が求められる。
7位 中崎翔太(27歳、広島):1億4500万円
2018年までのカープ3連覇の立役者ともいえる絶対的守護神・広島東洋カープの中崎翔太も、昨年は不調が続いた。
6月に登録抹消されるなど、登板数は前年の半数にまで減り、セーブ数も二桁に届かず、ストッパーとしての信頼を失った1年となってしまった。プロ10年目を迎える今季、監督交代で生まれ変わるチームと共に、守護神復活を期す。