ディズニーランド、無印良品…人気商品・サービスの意外な運営元
No.3: ミスタードーナツ
身近に楽しめるドーナツ店。運営は株式会社ダスキンです。掃除用具の販売やお掃除サービスなど、掃除に関わる諸々がメイン。なぜ、ドーナツ店を運営しているのでしょうか?
1963年に創業したダスキンですが、当時はまだ日本にミスタードーナツのようなフランチャイズ制度を行っている会社はほとんど存在しませんでした。創業者の鈴木清一氏は、フランチャイズ制度を深く学ぶため渡米。
その際、ミスタードーナツの創始者であるハリー・ウィノカー氏と面会し、食べたドーナツの美味しさに感動。「フランチャイズ制度で若い人への成長のチャンスにつなげたい」という願いもあり、ミスタードーナツ事業を始めたそうです。
No.4: ZOZOTOWN
さまざまなジャンルのファッションを取り揃えた通販サイト。運営しているのは、前澤友作氏が率いる株式会社スタートトゥデイです。
もともとは輸入レコード・CDのカタログ販売から始まったという同社。10月1日付で社名を「ZOZO(ゾゾ)」に変更することが発表されていますが、社名とサービス名を統一して認知度を高め、グローバル展開を加速させることが狙いと言われています。
ZOZOという名前は、新しい価値を生み出す、想像(ソウゾウ:Imagination)と、創造(ソウゾウ:Creation)の行き交いを表現。最近では「ゾゾスーツ」という、着るだけで体の採寸を行ってくれるスーツを開発しており、採寸の結果をもとに同社が提供するプライベートブランドの衣服が注文可能です。
こちらのスーツ、今年度中に600万枚の配布を予定しているとのこと。まだお持ちでない方は要チェックです。
No.5: 無印良品
値段も安く、良質な雑貨を取り揃えている人気のブランド。運営は株式会社良品計画です。
国内にとどまらず世界中に店舗を展開している同社。もともとは1980年に、セゾングループ創業者の堤清二氏が、アートディレクターの田中一光氏とともに発案したもので、西友のプライベートブランド(PB)でした。
糸井重里による「不思議、大好き。」「おいしい生活。」などのキャッチコピーで知られる西武百貨店とともに、新たな消費文化の一翼を担う企業として、若者に支持されました。
その後、バブル崩壊とともに、セゾングループは解体されますが、「無印良品」は2018年時点で、ロンドン、ニューヨークなど国内外に900店舗以上を展開しています。
オリジナリティ溢れるグッズ、商品はファンも多いのではないでしょうか。
いかがでしたか? これを機に自分がよく利用するサービスの運営会社について調べてみるのもありかも。話題作りにもなりますよ。
<TEXT/yamashitam>