「退職代行サービス」認知度は50%以上。経験者の割合は…
退職代行サービスが注目される背景
今回の調査から見えてきた、若者世代の退職代行サービスへの注目度の高さ。こうした背景には、人手不足などを原因とする企業からの過剰な引き留めや、それによって心身を病んでしまうケースが発生しているようです。
「それなら会社とのやりとりを第三者に依頼して、自分の心身の負担や煩雑な事務手続さの手間を減らしたい」「面倒な手続きは第三者に任せて、自分は転職活動に専念したい」と考える人も増え、まさに退職代行サービスは“時代のニーズ”といえるのではないでしょうか。
また、SNSなどのネット上のコミュニケーションが日常的となっている若い世代には、会社の上司に面と向かって自分の意志を伝えるのが苦手で、直接だとなかなか切り出しにくいことも、第三者に料金を払ってすべて代行してもらえるサービスが合理的と受け入れられるのかもしれませんね。
<TEXT/なかたり>
【調査概要】
調査対象:「就業意向に関する調査」(ツナグ働き方研究所)
調査期間:2019年4月20日~2019年4月24日
調査対象:全国の17~29歳男女・現在の雇用形態が「会社員(正社員)」「会社員(契約社員・派遣社員)」「公務員」499名(男性148名・女性351名)
調査方法:インターネット調査
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