「独身は気楽でイイよね」帰省時の妹の一言にイラッ。言い返すと…
多忙なビジネスマンにとっては束の間の安息ともいえるお盆休みの帰省。
しかし人によっては気が休まるどころか、「親戚がウザイ……」と感じてしまうこともあるようです。都内の電機メーカーに勤め斉藤良人さん(仮名・30歳)もそんな一人。
お盆はのんびり過ごそうと思っていたが……
「今の会社に入る前は家電量販店勤務だったので、お盆どころか正月すらマトモに休めなかったんです。それが転職して去年の夏にやっとお盆休みを取ることができたので、久しぶりに実家に帰ってゆっくりしようと思ったんです」
久しぶりに会う両親や、卒業以来会っていない高校の同級生とのんびり過ごそうと考え、土日を使って5日間実家に帰省することになった斉藤さん。しかし、実家で待っていたのは思いがけない“お客”でした。
「帰省すると3歳年下の妹とその子供たちがいたんです。妹は地元で20代前半のときに結婚して、現在は4児の母。僕の部屋は姪や甥の寝場所となっていて、歓迎してくれると思った親には『アンタの寝る場所、納戸しかないわよ』と言われて、マジかよ……と思いましたね」
お盆なのに姪っ子・甥っ子のお年玉をせがまれる
妹と会うのは妹の結婚式以来だったそうで、さらに思わぬ仕打ちが……。
「出産祝いもちゃんとあげられていなかったのでいつかはしないとと思っていたのですが、まさかこんな形でその機会がやってくるとは。
学生時代から親にもらったお小遣いがなくなると僕にお小遣いをたかっていた妹ですから、それまであげられなかった子供たちのお年玉をせがまれて一気にお金がなくなりましたよ」
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