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ふるさと納税サイト「中の人」が選ぶオススメ返礼品 うなぎからアニメコラボグッズまで

コラム
ふるさとチョイスCafé

有楽町にある「ふるさとチョイスCafé」。返礼品の展示のほか、ふるさと納税のセミナーも開催されています

 ふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」を企画・運営するトラストバンク広報担当の田中絵里香さんによると、同サイトが掲載する返礼品の総数は、15万点超。品揃えの充実ぶりは、国内ECサイトと肩を並べるほどです。

 しかし、選択肢があまりに多すぎても「逆に何を選べばいいのかわからない」といった悩みも出てくるのでは?

 そこで、ふるさと納税サイトの運営者である「中の人」たちは、どこの自治体のどんな返礼品に注目しているのか。同社の20代スタッフからリアルな声を聞いてみました。

一人暮らしにピッタリ、小分けのうなぎが便利&美味

ふるさとチョイス

おおさき町のうなぎ。ご飯にのせて温めればお手軽うな丼が完成。
画像は「ふるさとチョイス」公式サイトより

 女性スタッフMさんは、活鰻出荷日本一のまちである、おおさき町の返礼品、「おおさきうなぎ(鹿児島県産うなぎきざみ)10袋セット」をチョイス。

「うなぎ一尾だと、食べきれなかったりしますが、これなら食べきりサイズで使いやすいです。レンチンすればすぐ食べられるので仕事から帰って来て疲れてる時に重宝してます」

 1万円の寄付金でOKなのも、うなぎの返礼品のなかではお手軽な部類。手が出しやすいと言えそうです。

気分がアガる!? 高級ふわふわタオル

ふるさとチョイス

泉佐野市のタオル職人が手掛ける人気の返礼品。
画像は「ふるさとチョイス」公式サイトより

 女性スタッフWさんは、大阪泉佐野の泉州タオルをチョイス。

「今まで高いタオルを使ったことがなかったのですが、これは一度使ったら、違いを実感。もう普通のバスタオルには戻れません」

 と、大満足の様子です。

 同市のタオルは、ジャパンブランドとして確固たる地位を築いており、品質は折り紙付き。

 QOL(クオリティ・オブ・ライフ)の爆上がりが期待できそうな逸品といえます。20代のうちから上質を知るために、ふるさと納税を活用するのもアリかもしれません。

アニメの聖地となった自治体のコラボグッズ

ふるさとチョイス

作品ファンにはたまらないコラボグッズ。
画像は「ふるさとチョイス」公式サイトより

 アニメ・ゲーム好きだという男性スタッフのSさんは、香川県観音寺市のポスターをピックアップ。

 同市は「ゆゆゆ」の愛称でファンから親しまれるアニメ作品『結城友奈は勇者である』の舞台となった自治体で、それにちなんだコラボポスターを用意してます。

“聖地”となっている自治体がお礼の品にコラボグッズを用意するケースはほかにもあり、いずれも作品ファンにとって垂涎モノとなりそうです。

 スタッフの声を聞いてみると、ふるさと納税サイトの中の人たちも、独自の視点で返礼品に注目し、制度をうまく活用しているようです。

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