ビッグマックの新サイズ、ジュニアにグランド…高コスパなのはどれ?
4種のビッグマック、最も良コスパなのは?
それぞれのビックマックを実食し、比較検証した結果、以下のような順位となった。
■ グラム当たりのコスパ(1グラムあたりの値段)
①グランド(1.58円)②ギガ(1.71円)③ビッグマック(1.72円)④ジュニア(1.74円)
■ カロリー当たりのコスパ(1kcalあたりの値段)
①ジュニア(1.42円)②ギガ(1.52円)③グランド(1.58円)④ビッグマック(1.71円)
グラム数単位でのコスパは、グランドが圧倒的。直径が通常の1.3倍というパティ+バンズが効いていて、他3種はほとんど差がなかった。
また、カロリー当たりのコスパはジュニアが、もっとも高いという結果になり、本家であるビッグマックは残念ながら最下位となってしまった。
肝心の“味”の満足度は?
最後に、筆者の主観になるが、あくまで参考までに、ビックマック4サイズの味の感想をお伝えする。基本的には、本家とジュニアが、グランドとギガに大差をつけていた印象だ。
■ 味(筆者の主観)
①ビッグマック(美味しい)②ジュニア(ほとんど差無し)③グランド(ギガよりはましだが…)④ギガ(頼まぬが吉)
まずジュニアとビッグマックは、ほとんど差がないように思えたが、やはり本家のバランス感が黄金比であるように感じた。ビックマックは、長きに渡り愛されて来た看板商品であり、そこにはやはり相応のワケがあるのかもしれない。とはいえ、ジュニアの食べやすさ、手ごろなサイズ感もまた魅力的で、子どもや女性の満足度はコチラのほうが高そうだ。
一方、サイズが大きくなればなるほど満足度はガクンと低下する。ギガに至ってはソース・具材・バンズの調和が崩壊してしまっており、「同じ素材を使っているのにここまで味が変わるのか……」と不思議に思うほど違いが出た。
もしあなたが少しでもハンバーガーに“美味しさ”を求めるなら、目先のインパクトだけに惹かれ、ギガを注文するのは避けたほうがよい。重量・カロリーのコスパでは、少々分が悪くなるものの、本家ビッグマックを2つ、あるいはジュニアを3つオーダーすることを全力でおすすめしたい。
<取材・文・撮影/浅原浩>