アジアの日本人キャバ嬢が見た、残念すぎる駐在員。値切り交渉、妻が不倫…
海外転勤で一時的に海外へ移住しているサラリーマンのことを「駐在員」と言います。しかし、会社を背負って来ているのにも関わらず、なかには外国という環境に浮かれて羽目を外してしまう人もいるようです。
アジア5か国の日本人キャバクラで働いた経験を持つ私が、現地のキャバクラ嬢から耳にした「アジアの日本人キャバクラで見た、残念な日本人ビジネスマン」について紹介します。
タイの夜遊びに溺れた駐在員の末路
「タイに赴任してくる駐在員にはあまり若い人がいないんです。理由は日本に比べると遥かに夜遊びが多いため、若い独身男性だとそれに溺れてしまう可能性があるからだそうです。以前、よく店に来ていた26歳のSさんという駐在員はまさにそうなってしまいタイの夜遊びにハマっていました」(バンコクキャバクラ嬢・Eさん)
タイでの豪遊が本社にバレてしまったSさんは、わずか2年足らずで日本に帰国させられることになったそうです。
「店で送別会をしたのですが、なんと2か月後にSさんをタイで見かけたんです。聞くと『会社をやめたからタイで独立するために残った』とのこと。しかし、新しい仕事の目星はついておらず、結局タイの水商売の女のコの家にヒモ状態で居候しているそうです。今でも、ときどきSさんを見かけますが、ヨレヨレのTシャツと短パン姿は以前の駐在員だった頃の面影はまるでありませんね」(Eさん)
夜遊び観光大国ともいわれるタイは、日本と比べものにならないほど夜のお店が豊富にあります。日本であまり遊んでいなかった人からすれば楽園状態なのでしょう。しかし、ハマってしまって首が回らなくなってしまう人も多いようです。
“シーロー運転手”と駐在妻の不倫はあるある?
また、タイの夜遊びにハマってしまいこんな悲惨な結果になったビジネスマンも……。
「奥さんと一緒にタイに来ていた駐在員のYさん。会社の人と飲みに行くことが多かったYさんは、奥さんを家に残して、よく遊びに行っていたそうです。しかし、奥さんは慣れない土地で1人寂しかったのか近所のシーロー(タクシーに似た交通手段のひとつ)の運転手と不倫! 離婚することになったのですが、Yさんの浮気もバレて、かえって慰謝料を払う羽目に……。奥さんは日本に帰らずそのままタイに残り、Yさんのお金で借りたサービスアパートで優雅に暮らしているそうです」(バンコクキャバクラ嬢・Aさん)
タイで駐在員夫婦が暮らすとき、コンドミニアムと呼ばれるマンションを借ります。コンドミニアムにはジムやプールがついているだけでなく、シーローと呼ばれる軽トラの荷台を改造した車で住人の送迎を行うサービスがあります。
Yさんのケースは決して珍しくなく、このシーローの運転手と不倫する駐在員の奥さんは多いといわれています。夫婦で海外赴任をするのなら、奥さんへのフォローも必要のようです。