DNAの相性で恋人探し? テレビで話題の「婚活パーティ」に参加してみた
DNAの相性って信じますか? よく「遺伝子レベルで相性が良い相手がいる」なんて言われますよね。
科学的な根拠があるのかはいろいろと議論されているようですが、もし「DNA的に相性が良い相手」がいるのなら、ぜひ出会ってみたいものです。
そんななか、昨今話題になっているのが、遺伝子レベルで合うパートナーを探せるというふれこみの「DNA相性度」なるもの。婚活ライターでもある私、白戸ミフルが参加してまいりました。
DNAをどうやって採取するの?
現代では親子やきょうだいの結婚を法律で禁じる国が多いように、遺伝子が近い(共通部分が多い)人同士の結婚で生まれてくる子供には、障害などの確率が高くなると言われています。一方で、お互いの遺伝子の欠点を補完するような人同士だと、丈夫な子孫を残すことできるようです。
もしDNAの相性が合う人と結婚して丈夫な子供を産むことができるなら、人類の繁栄にも一役買うことができるかも!?
……と、話が大きくなってしまいましたが、今回の婚活イベントの概要は、参加者にはイベントの前にキットを使って、口内の粘膜を綿棒でこすってDNAを採取して、主催の「DNA COMPASS」宛に郵送します。
イベント当日までに主催側が参加者のDNAを分析し、参加男女の相性を参考にパートナー探しをするというシステム。
イベント当日! 相性度を参考にトーク
そして2018年12月某日19時、婚活会場は銀座のとあるカフェで開催されました。
入口を進むと、中が見えないように仕切りがあり、ベネチアンマスクの装着を促されます。
テーマはDNAの相性ということで、仮面をつけることでルックスによる先入観や、相手の表情を気にすることなく、さらに自分も顔バレ・表情バレしないので、リラックスして言いたいことを話し、本能(=DNA)で惹かれ合う異性を見つけ出しやすくなるとか。
仮面を装着し、会場に入ると、7つのテーブルに仮面をかぶった男女が向かい合わせて座っているという異様な光景がありました。
今回の参加者は男女それぞれ7人。イベントの内容は、お互いの恋愛遺伝子相性度が記載されているカードを見ながら、1組15分ずつ話をしては、男性が席を異動するというスタイルでした。
巷に聞く婚活パーティもこんな感じかと思われます。参加者は男女ともにどこにでもいそうな、至って普通の20~40代くらいの人たちでしたが、仮面をかぶっていたり、DNAの相性を見ながらのトークタイムは何か普通じゃないです。
相性度が高いとテンション上がって盛り上がったりもしますが、低いと「合わないんですね……」と盛り下がってしまったり。まぁ、でも今回はそれでいいのか!