20代からのハゲ防止、最新サプリと“一番髪にいい食べ物”
秋といえば、食欲の秋、読書の秋、そして、抜け毛の秋! 夏バテによる栄養バランスの崩れの影響が、ヘアサイクルの関係で遅れて髪に現れるため、秋は抜け毛のハイシーズンなのです。
前回の記事では、将来ハゲたくない20代におすすめの「毛活(育毛活動)の基礎」について東京トータル美容クリニックの久保田全(あきら)院長に話を聞きました。
今回は「髪の毛は内側から変えてあげたほうがいい」「わかめを食べると髪の毛が伸びるのは都市伝説」など、髪を生やすテクニックを語ってもらいました。
あなたの飲んでるサプリ、本当に効果ある?
――髪の毛の栄養を「食事のバランス」で補うことは可能ですか?
久保田全(以下、久保田):髪の毛の健康を目指すとなると、毎食レモン何十個とか莫大な量になるんですよ。プルーンだって大量に食べたら、亜鉛やビタミンもとれるけど、果糖がものすごい摂れてしまう。そうすると体の糖化といって、タンパク質と糖分がくっついて老化が進む原因となります。
――健康な髪を育てるために必要なビタミン、ミネラルを食事で摂るのは難しいというか、無謀な気がしてきました。食事以外で栄養を内側からとる方法はないんですか?
久保田:私はサプリメントをおすすめしています。これだけ摂ればいいっていうのは難しいですが、基本的にはまんべんなく摂ってください。総合ビタミン剤とか、総合ミネラルなどですね。ただ正直、髪の毛をフサフサにしたいのであれば、コンビニなどで売っているものはぜんぜん足りないです。
医薬品のいいとこ取り、ドクターズサプリに注目!
――効果の高いサプリはないんですか?
久保田:医療の監修がしっかりされている、ドクターズサプリに勝るものなしです。それか医薬品のどちらかではないでしょうか。
――医薬品はもちろん、ミネラル、ビタミンの配合量が高いドクターズサプリは、副作用の心配はありませんか?
久保田:医薬品はやっぱり副作用があります。たとえば、血管を拡張させるミノキシジルという薬は、顔がむくんだり、朝起きたときに目が腫れる。男性ホルモンを抑える医薬品の場合はED。また、医薬品はそれなりの作用がある分、副作用もありますし、飲み合わせがNGの場合もあります。
一方、サプリはあくまでサプリなので、よほど間違った使い方をしない限り、まず健康被害は起きないです。最近は医薬品の副作用を取り去って、いいとこ取りだけをしたようなサプリもでているので、たかがサプリといえど侮れないです。