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新発売の電動歯ブラシがすごい!パナソニック「ドルツプレミアム」の進化した点

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新発売の電動歯ブラシがすごい!パナソニック「ドルツプレミアム」の進化した点

近年、歯周病が全身の健康に影響を与えることが知られ、セルフケアとしての歯周病対策への関心が高まっている。そんな中、パナソニックから電動歯ブラシ「ドルツプレミアム EW-DT88」が新発売。歯と歯茎をやさしく、かつ徹底的にケアする機能を備え、単なる歯ブラシにとどまらず、磨き心地・使い勝手・デザイン性を追求し尽くした一本だ。従来品と比べて進化した点や開発秘話、記者が試した実感を紹介する。

「ダブル音波振動」と「光る透明ブラシ」

ドルツプレミアム EW-DT88

今回、8年ぶりにフルモデルチェンジした「ドルツプレミアム EW-DT88」の目玉機能は、歯のすき間や歯周ポケットに立体的にアプローチする“W音波振動”の進化だ。従来の水平方向の振動に加え、新たに上下方向のモーターを配置。モーターを小型化しつつもパワーを維持し、ブラシの動きに「たたき」の回数が従来の1.6倍に増加したという。

さらに専用に開発された歯間フィットブラシは、先端山切り植毛を採用、太さや長さ、硬さの異なる毛を配置し、歯間に入り込みぴったりフィットする構造になっている。この歯間フィットブラシとW音波振動の掛け合わせで、歯間の歯垢除去力200%を実現したとのこと。

加えて、ユーザーサポート機能も刷新された。ブラシの柄が透明になり、正しいブラッシング角度・圧力・動かし方を光で教えてくれる「ブラッシングナビ」機能を搭載。これにより、自宅でのセルフケアの質をワンランク引き上げてくれる。

1年で100案超、試作300回以上の執念

ドルツプレミアム EW-DT88のモーター

「簡単にできると思ったら大間違いでした」。開発を担当したエンジニアはそう振り返る。従来の構造をゼロから見直し、2つのモーターを新たに上下に配置。ブラシの振動をより立体的にすることで、歯間部にアプローチしやすくなった。

だが、単にモーターを追加するだけでは済まない。小型化によって生じるパワー不足を補うために、回転数や振幅の調整が必要となり、開発チームは実に300回以上の試作を繰り返したという。まさに「磨いては直し」の日々の中で、最適解を導き出していった。

ドルツプレミアム EW-DT88の開発中のブラシ

ブラシの植毛設計も難関のひとつだった。見た目はシンプルな歯ブラシだが、毛の太さ・硬さ・長さ・植毛角度などの組み合わせは理論上30万通り以上。最終的に選ばれたのは、100以上の試作品を経てたどり着いた最適形状だった。

洗面空間になじむ「透明」と「質感」

ドルツプレミアム EW-DT88のブラシ

見た目にもこだわった。今回新たに導入された透明ブラシは、視認性の向上だけでなく、洗面台に置いた際の「清潔感」を演出する意図もある。細部にまで配慮された曲線フォルムは、実際に持ってみると驚くほど手に馴染む。「毎日使うものだからこそ、違和感なく寄り添う存在でありたい」というデザイナーの思いが伝わってくる。

記者が試してみた!確かに“入る”、そして“光る”

記者も実際に、このドルツプレミアムを体験してみた。まず驚いたのは、歯と歯のすき間にスッと毛先が入っていく感覚。ブラシの動きがただの振動ではなく、明らかに押し込むような立体的な動きをしているのが伝わってくる。

そして、光るブラシの効果は想像以上だった。角度が45度で的確にあてられていると青く光り、動きが早すぎると黄色く、力が強すぎると光が赤くなるため「磨けている感」が視覚でわかる。

さらに、持ったときのフィット感も秀逸だ。グリップがほどよく細く、重心バランスも整っている。シルバーを基調としたデザインもスタイリッシュで洗練されている。

「自分の健康を守ることは、最大のセルフマネジメントである」――そう考えるビジネスパーソンにとって、日々のルーティンに最適な相棒となってくれそうだ。

パナソニック ドルツプレミアム EW-DT88
価格:オープン価格/市場想定価格48,500円前後(税込)
替えブラシ:2本セット 2,000円前後、4本セット3,200円前後(税込)
同時発売機種:EW-BP58(35,600円前後)、EW-BP38(26,700円前後)
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