日本人男子の短足化が大学の研究で判明【25年前の今日の出来事】
大妻女子大学人間生活科学研究所の研究で、日本人の平均身長が100年以上伸び続け
ているのにもかかわらず股下(またした)の高さについては伸び悩んでいると確認された。男性の相対的な短足化が認められた結果について、男性の肥満傾向による足の付け根位置の低下も一因に挙げられるのではないかと研究者が語った。
Q.どんな研究内容だったの?
日本人の平均身長の伸びに関連して胴長短足がどの程度緩和されているかを知ろうとした調査。子ども世代・若い世代・中年世代の計2,000人の股下(またした)高(足の長さに相当)を、通産省(現・経済産業省)と関連研究機関が保有する過去のデータを比較した。1978~1981年、1992~1994年のデータと比較した結果、平均身長の伸びが各世代で確認されたが、股下(またした)高の平均については若い世代でむしろ短くなり、子ども世代では伸びが確認されなかった。平均股下(またした)高を平均身長で割った相対的な足の長さは男性の場合、全ての世代で短くなっていた。
[参考]
・産経新聞
・朝日新聞
・読売新聞