「お一人様ランチ」にかけられる予算、男性は平均1457円。女性は…
あなたは1人で外食をする「ひとり飯」に抵抗はありますか?
最近では飲食店側が“お一人様”を想定した席を用意したりと、1人で入りやすいお店も増えてきていますよね。
株式会社ぐるなびが「ひとり飯に関する意識調査」を実施したところ、「ぼっち飯」などと呼ばれ、「一緒に行く人がいない寂しい人」というネガティブな印象を持たれがちだった「ひとり飯」の意外な実態が明らかになりました。
「ひとり飯」を選択する人は男女とも半数近くに
ひとり飯経験の有無と、「率先して」「仕方なく」どちらのパターンか? という質問に対するアンケート結果を紹介します。
ひとり飯経験者85.4%のうち「率先してひとり飯を選択」している人は46.7%(男性:48.6%、女性:44.9%)でした。男性のほうがやや割合が高いものの、ひとり飯への姿勢は性別でそれほど変わらないということがわかりました。
年代別では30代がもっとも高く56.5%、次いで20代の53.9%。「仕方なく」と回答したのは60代がもっとも多く、68.0%でした。20代、30代の若年層であるほど、あえてひとり飯をしている人が多いようです。
また、約8割の人がひとり飯をしている人を見かけても「寂しそう」「孤独」と感じないと回答しました。
ランチのひとり飯は「抵抗なし派」がほとんど
ランチのひとり飯に抵抗を感じるか聞いたところ、「どちらかといえば(抵抗は)なし」を含む「抵抗なし派」は、男性86.4%、女性73.9%でした。
ランチのひとり飯については男女ともに抵抗なし派が大多数という結果になりました。
また「3年前と比べて心境の変化はあったか」聞いたところ「抵抗を感じなくなった」は男性が21.2%、女性が30.4%と、女性が上回る結果となりました。
ディナーのひとり飯、女性にとってはまだハードル高い?
ディナーのひとり飯に抵抗を感じるか聞いたところ「どちらかといえば(抵抗は)なし」を含む「抵抗なし派」の男性は66.9%、女性は42.7%でした。
女性は半数を下回ったことから、女性にとってはいまだにディナーのひとり飯はハードルが高いということがわかりました。
また「3年前と比べて心境の変化はあったか」聞いたところ「抵抗を感じなくなった」は男性が23.8%、女性31.5%という結果に。ディナーのひとり飯に抵抗がなくなってきた女性も確実に増えてきてはいるようです。
「抵抗がなくなった」理由には「大人になったから」(20代女性)、「孤独のグルメを見たから」(30代男性)、「ひとりでごはんを食べている人が増えた」(30代女性)などの前向きな意見が多く見られました。
ひとり飯をするメリットは男女とも1位は「自分のペースで食べられる」、2位は「気を使わなくていい」でした。以降も上位の理由に男女間に大きな差はありませんでした。