山手線29駅で「家賃相場が安い駅」1位は?意外にオトクな駅も…
東京都内に引っ越すなら一度は住んでみたい「山手線沿線」。
沿線上は家賃が高いイメージも強く、家探しの際は山手沿線上の駅近辺を避ける人もいるでしょう。
しかし、都心の主要な駅や地下鉄にもアクセスしやすく、その利便性は魅力的です。山手線エリアも広いので、家賃が下がる穴場の地域もあるのではないでしょうか?
不動産・住宅情報サイト「SUUMO(スーモ)」を運営する株式会社リクルート住まいカンパニーは、ワンルーム・1K・1DKの物件を対象とした、山手線全29駅の家賃相場を調査しました。
2018年度、山手線で家賃が一番安い駅は?
1位田端駅(8.10万円・北区)、2位西日暮里駅(8.30万円・荒川区)、3位目白駅(8.31万円・豊島区)、4位大塚駅(8.40万円・豊島区)、5位駒込駅(8.50万円・豊島区)、同率5位高田馬場駅(8.50円・新宿区)という結果に。
5位までに豊島区の駅が3駅ランクインしました。都内でも有数の都市である池袋がある豊島区ですが、3位の目白駅は古くから皇族なども通う学習院大学があったり、閑静な高級住宅街のあるエリアです。
隣駅の池袋駅とは異なり、かなり落ち着いたエリアにも関わらず家賃は割安ということで、穴場と言えるかもしれませんね。
ノスタルジックな「田端駅」が1位の理由は?
1位には北区の田端駅がランクインしました。山手線沿線にしては珍しく住宅街が目立ち、下町情緒も残っています。
大きな繁華街はなく、夜も人通りがある華やかな街ではありませんが、こじんまりとした商店街、「田端銀座商店街」があり、人の温かみを感じられるアットホームさを感じることができるでしょう。
静かに、自分のペースで生活をしたい人にとってはとても快適に過ごせる穴場でしょう。また、山手線だけではなく、京浜東北線も利用できるといった、アクセスの良さも魅力です。
隣駅の西日暮里駅、その隣の日暮里駅も2キロ以内の徒歩圏内であり、西日暮里駅は日暮里・舎人ライナーと東京メトロ千代田線、日暮里駅は同じく日暮里・舎人ライナーと京成電鉄、常磐線が利用できるため、それを加味すれば交通の便はかなりよいエリアと言えるでしょう。