透明ガラスで全部丸見え?「困ったトイレ」世界で見つけた3選
みなさん、トイレには1日何回行っていますか? 日本泌尿器科学会のウェブサイトによると「一般的には、朝起きてから就寝までの排尿回数が8回以上の場合を頻尿」とのことなので、正常に機能している人は1日5~7回のようです。そんなトイレですが、じつは日本は「トイレ王国」なのです。
というのは、筆者が住むオーストラリアでは、街の中心の駅ですらプラットホームに個室が2つのみとかそんな感じ。数駅離れれば「公衆トイレがない駅」がほとんどになります。そして公園のトイレはというと、たいてい夜にはカギがかかって入れなくなります(犯罪防止のため)。飲み会のあとなど「頻度」が高くなるときは、かなり注意が必要です。
さて、そんな海外のトイレの中には「う~ん。ここでするのか?」と困ってしまうものもチラホラ。前回の「摩訶不思議トイレ3選」に続いて「困ったトイレ3選」を紹介します!
困惑度1:「局部以外は丸見え」なオランダのオシッコ専用トイレ
通常「立ちション」というのは茂みの中とか暗闇に紛れてコソコソやるものですよね。でも、オランダの首都アムステルダムの「オシッコ専用トイレ」、それなりに人通りが多い商店街の真ん中に堂々とあるのです。
一応、膝の上から胸の下あたりは鉄板というかパーティション風のもので覆われていて、たとえ横からでも「局部」は見えないよう配慮はされています。でも膝から下に壁がないのはいいにしても、なぜか顔の部分はメッシュ状。
つまりあなたがここで用を足すと、「ああ、ギリギリ間にあった」と恍惚の表情を浮かべている姿も、最後にブルブルッとする姿も丸見え。
慣れた地元民はお構いなし?
「露出狂の気があるけど逮捕はされたくない」という人にとっては理想郷かもしれませんが、ノーマルな人にとってはかなり勇気のいるトイレです。
今回のネタは海外在住日本人ライター集団「海外書き人クラブ」のメンバーから集めたものですが、このネタと写真を提供してくれたのはオランダ在住ライターの倉田直子さん。
こうしたトイレは「初めての人は戸惑うかもしれませんが、慣れた地元民はお構いなしで、ひっきりなしに利用者が訪れます。おかけで撮影位置を変えて撮影するたびに、利用者が用を足し終わるまで待ちました」とのことです。慣れるかなあ?