NTT、KDDI…人気の“高配当株投資”の魅力とは「20代で資産1000万円も」
終身雇用が崩壊し、定期昇給も期待できない雇用環境のなか本業以外の収入を模索する人が増えています。そんななか「株式配当金の魅力」をTwitterで発信し、4.7万人のフォロワーを獲得しているのが、投資インフルエンサーの「配当太郎」さんです。多くの人が共感する配当金投資について話を聞きました。
高校生の頃に証券口座を開設
――プロフィールを教えてください。
配当太郎:30代の個人投資家で、投資歴は20年弱となります。資産額や配当金額については、申し訳ありませんが非公開とさせていただきます。
――30代で20年のキャリアがあるということは、10代の頃から投資をはじめていた?
配当太郎:高校生の頃、ライブドアの「フジテレビを買収する、しない」が連日ニュースで取り上げられてました。そこで「株を持つと会社を買えるんだ」と関心を持ち、親の同意を得て、カブドットコム証券(当時)に口座を開設しました(※未成年者は親の同意があれば口座開設が可能)。
バイトで貯めた100万円を元手に
――どれくらいの資金で始めたのですか?
配当太郎:バイトや貯金で貯めた100万円くらいではじめました。
――最初から配当金狙いの投資スタイルでしたか?
配当太郎:いいえ、最初は値動きのありそうな銘柄を買うキャピタルゲイン狙いでした。雑誌で紹介された銘柄を自分で調べもせず買ったり、どちらかというと投資ではなく投機でしたね。それでもライブドアショック直後に投資をはじめたこともあり、相場環境に助けられ成績はまずまずでした。それを「自分は投資の才能がある」と勘違いしてたのですが、後にひどい目に遭って目が醒めます。