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彼女を信じられなくて…マッチングアプリで“他人のフリ”がバレた28歳男性の話

コラム

 大事な恋人につい隠し事をしてしまった……という人は少なくありません。今回は隠し事が恋人にバレてしまい、悲惨な結末を迎えた男性に取材したエピソードを紹介します。

悩む男性

※イメージです(以下、同じ)

 都内のIT関連会社に勤務する山川祐司さん(仮名・28歳)は現在、絶賛婚活中。仕事柄、なかなか出会いがないという山川さん。1年ほど前から結婚願望が強くなり、マッチングアプリで恋人探しをするようになったといいます。

ふと彼女のスマホをみると“あのアプリ”が

「マッチングアプリで知り合った、丸の内でOLをしているユナ(仮名・26歳)に一目惚れしました。最初は軽い顔合わせのつもりだったんですが、いざ会ってみるとタイプど真ん中すぎて……。すぐに予定を変更して、広尾のおしゃれなカフェに移動しました。

 それから何度かデートを重ねるうちに僕から『つきあってください』と言って、交際がスタートしました。でも、コロナ禍でなかなか外出ができないので、会うのは僕の家ばかり。あるとき、何気なく置いてあったユナのスマホを見ると、僕と出会ったマッチングアプリがまだホーム画面に残っていることに気づいたんです

 ユナさんという恋人ができてから、アプリを退会した山川さん。なぜ、ユナさんがいまだにアプリを残しているのか、納得できなかったそうです。

「ユナを問い詰めると『実はパスワードを忘れて退会できなくなっちゃったんだよね』と笑って言ってました。そんなこと言われても信じられなくて、まだマッチングアプリで男と出会っているんじゃないの? と疑念がよぎったんです。

 でも、それ以上突っ込んだら『シツコイな~』と言われて、何も言えませんでした。それから間もなくして世間はコロナの第2波になっていきました。僕自身も会社から飲み会や外出を自粛するようにと言われて、ユナとあまり会えなくなってしまったんです」

彼女に対する不信感からある行動を…

マッチングアプリ

 会えない間も山川さんとユナさんは毎日のように電話やLINEのやりとりをしていたのだそう。しかし、ユナさんに対してどこか不信感を抱いていたといいます。

「ユナもコロナで飲み会とかはできないはずなのに、連絡がとれない日が続いたんです。ユナは『残業が忙しくて……』と言っていましたが、アプリを退会していないことが引っかかってどうしても信じることができなくて。つい出来心で、もう一度アプリに登録してしみたんです。全然違う名前で登録して、仕事も高収入の職種にしてユナのページを探して『イイね!』を押してみました……」

 恋人のことを信じられず、突発的な行動に出てしまった山川さん。すると、しばらくするとユナさんから『イイね!』がつきました。「やっぱりまだ使っていたんだ」と思い、すぐさまメッセージを送ってみました。

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