15キロの“コロナ太り”からダイエットに成功した20代男性「急激に痩せすぎた」ワケ
コロナ禍の新しい生活様式になって早や1年余り。リモートワークや外出自粛の影響もあり、この1年間で「太ってしまった……」という人も少なくはないのでしょうか。
そんな「コロナ太り」してしまう人がいる一方で、「コロナ禍でようやく痩せることができたんです……」と語るのは、都内の不動産会社に勤務する小倉孝太郎さん(仮名・28歳)。
社会人になって激太り!彼女の様子も…
学生時代は強豪サッカー部に所属していて、昔は引き締まった体型だったという小倉さん。しかし、社会人になり不摂生な生活を続けたことで、体重は学生時代の67キロから82キロまでと、およそ15キロも増えてしまいました。
「社会人になってお酒が飲めるようになってきて、飲みに行くのが大好きになりました。食欲は学生時代から変わっていなかったので、仕事帰りに居酒屋でたらふく飲み食いしてシメにラーメン……なんて日もしょっちゅう。学生時代は身体作りのためにと苦手な野菜も食べていましたが、社会人になってからは一切食べませんでしたね。朝はパンを買って仕事前に食べて、昼は近所の定食屋でカツ煮や天丼、夜は居酒屋で好きなものばかり食べて必ず注文するのはポテトフライ。ビールとポテトフライ……これがまた最高でしたね」
そんな小倉さんですが、実は会社に入って間もない頃から付き合い出した彼女がいます。小倉さんは結婚も視野に入れているそうですが、彼女の反応はイマイチだったようで……。
さまざまなダイエットに挑戦
「付き合い始めのころは『将来、絶対結婚しようね』と彼女も言ってくれていたのですが、この5年間でどんどん太っていく僕を見て、最近は全然言ってくれなくなってしまって……。とはいえ、彼女も年齢的にそろそろ結婚したいとは思っているみたいです。そこで、1年半くらい前に一念発起して、ダイエットをすると決意したんです」
しかし、現実は思うようにはいかず……。社会人になって運動を一切やらなくなったため、最初はラクして痩せようと、さまざまなダイエットに挑戦しました。
「最初は置き換えダイエットから始めました。1日1食をダイエット食品に置き換えて食べるというものでした。それが意外と美味しくて、ダイエット食品なのに食べすぎてしまい、まったく体重は落ちませんでした。次に、引き締めインナーパンツを買って会社に履いていったのですが、いつものように仕事帰りに飲んでいたら気持ち悪くなって吐いてしまいました……。そのあとは昨年4月、緊急事態宣言中にジョギングを始めたんです。形から入ろうとトレーニングシューズやランニングウェアに3万円以上かけて購入したのに、すぐに足を痛めて3日坊主に……。結局、どれも長続きしませんでした」