物を持たない「ミニマリスト」生活のコツと、買ってよかった5アイテム
2020年6月時点、世界中で約40万人以上が亡くなった新型コロナウイルス感染症。日本でも経済、社会体制、様々な影響がでています。リモートワークをはじめとした新たな生活様式への適応、そして先行きの見えない情勢、不安を感じている方も少なくないのではないでしょうか。
登録者数6万人のYoutubeチャンネルを運営、書籍『月10万円でより豊かに暮らすミニマリスト生活』(クロスメディアパブリッシング刊)を執筆したミニマリストTakeruさんは「ミニマリスト的な考え方こそアフターコロナの社会で重要になってくる」と語ります。
今回はTakeruさんにアフターコロナに向けて必要なミニマリスト的な視座、身近な生活で生かせる点、そしてなぜ今後ミニマリスト的な考えが求められていくのか、話を聞きました。
コロナ禍でミニマリストは…
――そもそもTakeruさんは今回の新型コロナウイルス感染症で何か生活に影響がでたのでしょうか。
Takeru:メインの収益源になっているYoutube、僕のチャンネルは緊急事態宣言の間も伸びていましたし。基本的に仕事という点ではあまり影響は出ていないです。
――心境の変化は何かありましたか?
Takeru:やはり今回のコロナを通じて、改めてどの時代にも安定はない、ということを強く思いました。来年第二波が来てより大きな影響が出れば、僕自身、現在安定して収益をあげられているYoutubeにも影響が出るかもしれない。働き方暮らし方という面では今と変えていく必要があるとは感じましたね。
経済的な豊かさにつながる
――Takeruさんはミニマリスト的なライフスタイル、思考を実践していますが、今回のコロナ禍の危機にどのように生かすことができると考えているのでしょうか?
Takeru:収入が落ちて家計が赤字になっているという方もいらっしゃるかもしれない。こういった方たちの生活を改善するという点でもミニマリスト的な考え方を生かすことができると思います。
まずは持っているものをできるだけ減らし、必要なものだけにする。ものをたくさん持っていると、その分余計に、お金も時間もかかってしまうからです。
極端な話ですが、無駄なものを捨て、生活で使う必要のあるものだけに絞れば、支出は絶対に下がります。結果として、質素な、ものを必要としない暮らしは経済的な豊かさにもつながってくると僕は考えています。