ディズニーランド、無印良品…人気商品・サービスの意外な運営元
よく耳にするサービス、使っているサービス……その運営会社の名前はご存じですか? 多くはサービス名そのままの社名ですが、そうでないサービスもあるのです。
今回はそんな、意外と知らない有名サービスの運営会社名をまとめてみました。意外な社名の由来や、最新のトピックスも併せて掲載しています。
No.1: 東京ディズニーリゾート
誰もが楽しめる夢の国ですね。運営は株式会社オリエンタルランドです。1960年に、現在のディズニーリゾートがある千葉県浦安沖の埋め立て地の開発に伴い、京成電鉄社長(当時)の川崎千春氏が設立しました。
オリエンタルランドという社名は、もともと埋め立て地に計画されていた商業地・住宅地の開発と大規模レジャー施設の仮称でした。しかし、その後、訪米した川崎氏がたまたま訪れたディズニーランドに目をつけ、招致に方針変更が決まりました。
最近では現在の東京ディズニーランド、東京ディズニーシーに次いで、新しいパークが構想されていることも話題になりました。一部報道では新パークのテーマは「空」になるのでは、という話も。
まだまだ先の話になりますが、楽しみですね。
No.2: アメーバブログ
芸能人ブログといえばここ。運営は株式会社サイバーエージェントです。社名の由来は、創業者の藤田晋氏の出身、福井県鯖江市出身にちなんで、「故郷への恩返しの気持ちを社名にこめた」とか、「設立が3月18日(サイバーの日)だから」などと噂されていました。
しかし、藤田氏はブログでそれらを「そもそも社名の名付け親は私ではなく、専務の日高(裕介)」とキッパリ否定。
そのうえで、「最初から従業員、株主社会、みんなのものである、公共性の高い会社を創りたいと思っていた」「社名に変な個人的な思い入れを入れたりしないようにしていた」と述べています。
今や「アメーバブログ」のほかにも、AbemaTVなど、インターネットを利用したさまざまなサービスを展開している、サイバーエージェント。
時価総額7509億円(5月25日時点)の大企業をわずか一代で築き上げた藤田氏ですが、その類まれなる経営センスは「麻雀で磨かれたもの」と言われています。
ビジネスとギャンブルはまったくの別物ですが、攻め時、守り時などを見極めるセンスや、駆け引きなどの勝負勘は、どちらも必要とされます。藤田氏自身も、インタビューなどでその旨を公言しています。