ビッグマックの新サイズ、ジュニアにグランド…高コスパなのはどれ?
日本マクドナルドが好調だ。数年前までは毎年のように経営危機が騒がれていた印象であったが、2018年12月期の連結営業利益が前期比24%となるなど、最近は驚異的なV字回復を見せている。
その復権の一端を担うのが、“期間限定”メニューの快進撃であるという。数多くの期間限定商品が投入されており、その中でも「月光バーガー」「グラン~」シリーズなどは大きな話題となった。
ビッグマックに新たな3つのサイズが登場
そんななか、新たな“期間限定”商品として4月17日より販売が開始されたのが、定番メニュー・「ビッグマック」の新サイズだ。ラインナップは通常のビッグマック(390円)より小さな「ジュニア」(290円)、大きな「グランド」(490円)、かなり大きな「ギガ」(700円!)の3種類。
(※新サイズ3つとも数量限定、無くなり次第終了。ギガは5月5日時点で公式サイトからなくなっており、販売終了している店もあるようだ)
発売1か月弱ながら、いまだに大きな話題を呼んでいる新サイズだが、実際のところコスパはどうなのか? 前回の吉野家の「超特盛」「小盛」レビューに引き続き、全種を実食し、 比較してみた。
まず通常ビッグマックを計測しておく
新サイズの検証に進む前に、基準となる「ビッグマック」のスペックを振り返ろう。なお、計測した重量には店舗ごとにより若干の誤差が生じる可能性がある。ご容赦いただきたい。カロリー数値はマクドナルド公式ホームページに依る。
■ ビッグマック(390円)
重量 227グラム
パティ(肉)2枚
バンズ(パン)3枚
カロリー 525kcal
1グラムあたり 1.72円
1kcalあたり 1.71円
通常サイズ、とはいえ普段はハンバーガー(100円)ばかり食べている筆者からすると、結構なボリューム。段を崩さないように留意しつつ、美味しくいただいた。続いて、いよいよ新サイズの計測に移る。
小さ目、ジュニアビッグマックのコスパは…
■ ジュニアビッグマック(290円)
重量 167グラム
パティ(肉)1枚
バンズ(パン)2枚
カロリー 412kcal
1グラムあたり 1.74円
1kcalあたり 1.42円
ビッグマックの名を冠するものの、パティ1枚、バンズ2枚はハンバーガー(100円)と変わらぬ構成。しかし、そのお陰で「分厚くて食べにくい」「崩れる」というデメリットは、ほぼない。ボリュームは劣るものの、ビッグマック特有のオーロラソース、レタス、チーズとパティが絡んだうま味を手軽に味わうことができる。